和室の窓をおしゃれするなら内窓設置がおすすめ

和室は、伝統的な日本の部屋です。和室=畳のお部屋であり、おしゃれというよりも、古風なものというイメージがあるのではないでしょうか。 しかし近年、明るいおしゃれな雰囲気の和室が増えていますし、快適性も向上しています。
だからこそ、自宅の和室も変えたくなりますね。 今回は、家具などインテリアではなく、部屋作りから考えてみましょう。快適で、おしゃれな和室にする方法をご提案します。

 

和室をおしゃれにする方法

和室をおしゃれにするためには、まずはどんな和室がおしゃれな和室なのか、考えてみましょう。 ポイントは3つです。

 

■ モダンを取り入れる
■ 光を入れる
■ 内窓を設置する

 

モダンを取り入れる

従来の和室には、日本の伝統を感じられる良さもありますが、モダンを組み合わせることで、和室の違った魅力が現れます。
なお、モダン=近代的なという意味があります。

 

具体的に考えてみましょう。
従来の和室は直線的なもので構成されているかと思います。そこで、モダンの象徴である”格子”を障子やふすま、床の間に組み入れると、ただの直線だけの部分に洗練された雰囲気がプラスされます。
また、畳を縁なし畳にして、なおかつ畳の色を同系色で濃淡をつけて設置したり、”格子”風に表現されていることも見受けられます。

 

他にも、曲線のもの・丸みのあるものを和室に取り入れるとモダンさが加えることができます。例えば、丸みのある照明や飾り棚であれば、簡単に設置しやすいのではないでしょうか。

 

■家具でモダンを取り入れるなら?

ロースタイル、自然素材である木・和紙の風合いのもつものがおすすめです。

ただし、木製の家具の場合、焦げ茶色など濃い色のもので取り揃えてしますと、アジアンテイストになりますので、注意しましょう。
「和」らしさを大切にするなら、明るい色味の茶色やアイボリー系、オレンジや深緑といったアースカラーのものがおすすめです。

(参考:Hello Interior

 

光を入れる

従来の和室には、洋室のような明るい光が差し込んでいるイメージが少ないかと思います。
だからこそ、イメージを一新するために、反対に明るく開放的にすることで、おしゃれに感じることができます。

 

光を入れる方法として、窓を大きくすることです。室内に入る光の量を増やせば必然と明るく開放的になります。

 

さらに、光の反射する加減も合わせて考えるなら、壁や畳も明るい色味のもの(ベージュや淡い黄緑)にしてみるのもおすすめです。

 

内窓を設置する

内窓とは、今ある窓の室内側から取り付ける窓のことです。

 

内窓は、実は「モダンを取り入れること」、「光を取り入れること」の両方を叶えてくれます。
というのも、内窓にはモダンである格子柄があること、また和障子代わりに使うことで採光も可能になるからです。

 

■内窓について詳しく知りたい方は、合わせてこちらもお読みください

コラム 内窓とは?どんな効果が期待できる?

 

和室をおしゃれにするために内窓をおすすめする理由

和室をおしゃれにする方法として、内窓を設置することを先ほど、ご提案しました。内窓を設置することをおすすめする理由は、「モダン」「光を取り入れる」ことだけではありません。

 

■ インテリアとして映える
■ 和障子の代わりになる
■ 断熱効果がえられる
■ 結露対策になる
■ 室内が快適で過ごしやすくなる

 

インテリアとして映える

部屋の印象は窓で変わるといっても過言ではありません。窓ガラスや窓サッシで異なる雰囲気が感じられるからです。

 

窓一つで洗練されたおしゃれな印象が変わっていますね。内窓製品では、和室に取り付けられることも想定したデザインも展開されています。

もちろん、モダンである”格子”デザインもありますし、窓サッシの部分においても、「木質」のような風合いや質感でデザインされている商品もあります。

 

和障子の代わりになる

障子は定期的なお手入れで、張り替えが必要ですね。しかし、内窓に変えることで、張り替えの手間・費用がなくなり、メンテナンスが楽になります。

窓ガラスが和紙調にデザインされた製品があり、障子のかわりに使ったとしても、見栄えが損なうことはありません。

 

断熱効果がえられる

断熱とは、熱を通さないことであり、外の(暑い・寒い)気温の室内まで伝わらせない力があることです。

つまり、断熱効果があるということは、室内の温度(熱)は、外の熱に影響されず、なおかつ熱を逃さない部屋になることを意味します。

 

和室のよさには、通気性がありますが、寒いという一面もあります。寒い部屋に長時間過ごすことは、体にとってもよくありません。

しかし、内窓製品そのものにも「断熱性能」がありますし、窓が二重窓となることで、空気層ができ、熱を通しにくくしてくれます。

(参考:YKKAP プラマードU)

 

■断熱について詳しく知りたい方は、合わせてこちらもお読みください

コラム 断熱は快適に暮らすためには必要不可欠!

 

結露対策になる

断熱効果によって、外気温と室内の気温の温度差によって生じる結露の発生も抑制することができます。結露が抑制されれば、窓がビショビショになることも少なくなり、窓拭きをする手間も省くことができます。

 

結露を放置しておくと、カビが発生しますが、結露そのものが発生しにくくなりますので、カビ対策にも効果的です。

 

■結露について詳しく知りたい方は、合わせてこちらもお読みください

コラム 結露とは?家族の健康を守るために対策が必要

 

室内が快適で過ごしやすくなる

室内の熱が逃げることがなくなるため、エアコンなど冷暖房機具の効きもよくなります。おかげで室内が快適な温度をキープしてくれるため、「夏は涼しく冬は暖かい」環境の中で過ごせるようになります。

 

省エネにもなりますので、お財布にも優しく、心も健やかに過ごせるかと思います。

 

和室が快適でおしゃれになった実例紹介

「内窓を設置すること」で効果も色々あるため、関心が高まったかと思います。だからこそ、どんな和室になるのか、気になりますよね。窓屋窓助にご相談いただいた施工事例をご紹介します。

 

事例①和室の雰囲気を崩さず快適に!

大切にしたことは、和室のよさ・雰囲気を損なわないことです。

外の明るい光も、優しく室内に入り、心地よいお部屋へと変わりました。障子のように見えますが、「内窓」を取り付けていますよ。

⇒Before Afterを検証してみたい方はこちらをご覧ください

 

事例②障子の張り替えが不要に!

障子の張り替えの手間を省きたい、窓際を暖かくしたいとのご要望を「内窓」を取り付けることで、実現することができました。

障子の張り替えは、剥がして、枠をきれいに拭いて、しっかりと乾かしてから再度貼るという、地味に2日がかりの作業で手間も時間もかかりますね。手間も時間もこれからは別の時間に有効活用できます。

⇒Before Afterを検証してみたい方はこちらをご覧ください

 

事例③防音対策にも活躍

和室は多用途に使えるお部屋ですね。小さなお子様のお昼寝場所にピッタリですが、外の音が聞こえてきて、眠れず、お困りでした。

しかし、気密性が高く、防音効果が高い内窓を設置すると、見事、お昼寝を妨げることがなくなったようです。育児に携わる方のストレスも軽減されることにも繋がります。

⇒Before Afterを検証してみたい方はこちらをご覧ください

 

事例④視界を遮り暮らしやすく

もともと障子がありましたが、張り替えの手間と、障子の劣化を気にされていました。さらに外から見えることも対策されたいとのご要望でした。ガラス部分を表面に模様がつけられた型ガラスにすることで、解決することができました。

⇒Before Afterを検証してみたい方はこちらをご覧ください

まとめ

和室をおしゃれに変えるのは、家具などインテリアだけではありません。部屋の開口部である部分に、内窓を設置することで、「和」の質感を損なわず、よりセンスを感じる素敵な和室へと変えることができます。
しかも、おしゃれだけではなく、暮らし方、快適性も格段に向上することが見込めます。和室の雰囲気を変えるなら、まず「窓」を変えることをぜひ検討してください。

窓屋窓助は、窓・玄関・エクステリアリフォーム専門店です。

私達は、窓・玄関・エクステリアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。窓や玄関での断熱を検討される際には、ぜひご相談ください。お住まいに合わせた最適なプランを提案させていただきます。

窓リフォームの施工事例

監修者情報

窓屋窓助編集部

窓屋窓助編集部

窓屋窓助では、「価格だけ」「デザインだけ」のプランではなく、お施主様のお悩み・ご希望から、その後の暮らしを大切に考え、その人にとって最高の“窓・玄関・エクステリアリフォーム”を完成させて頂きます。

詳しいプロフィールはこちら