玄関ドア交換は業者選びで費用と仕上がりが変わる
塗装が剥げて見栄えが悪くなったり、ゴムパッキンが劣化して開閉時に大きな音がでるようになったりすると玄関ドアの交換を検討されることと思います。この際、交換を依頼する業者の選び方で仕上がりも費用も変わってきます。
満足のできる仕上がりを抑えた費用で実現し、使いやすくおしゃれな玄関にする為にはどの業者に交換を依頼すればよいのでしょうか？
Contents
玄関ドア交換を請け負う業者
カバー工法での玄関ドアの交換を請け負う業者には、大きく分けて玄関ドアの交換を中心に請け負っている業者と、広い範囲でリフォームを請け負っている業者があります。
業務内容やリフォームの規模は異なりますが、広い範囲でリフォームを請け負っている業者は複数あります。
リフォーム会社
リフォーム会社の中には、地元のリフォーム会社と全国展開しているリフォーム会社があり、業務形態が異なります。地元のリフォーム会社は、自宅から近いという利便性がありますが、リフォーム内容の範囲や得意な分野が限定されている場合もあり、玄関ドアの交換を請け負っていないこともあります。
ただ、一般的には、住宅設備機器の交換やクロスの張替えなどの小規模なリフォームから、建て替えに近いようなスケルトンリフォームまでを請け負う業者です。
大規模なリフォームでは、デザイナーや設計士のチームで間取りや内装デザインなどの総合プランニングが進められますが、それ以外に玄関ドアの交換などの部分的なリフォームも依頼できます。
全国展開しているリフォーム会社の特徴は、請け負うリフォームの幅が広いことと、ネットで申し込みができることです。住宅設備機器の交換などでは、写真やメーカー名、製品の型番を送るだけで、現地調査を省きコストカットをしている業者もあります。
ただ、この方法は十分な説明がほしい、相談してから決めたいという人は不安があるかもしれません。
ホームセンター
住宅設備機器の交換やクロスの張替えなど、部分的なリフォームを請け負う業者で玄関ドアの交換も依頼できます。家族で買い物に行ったついでにサンプルを見たり、相談したりできるので、問い合わせの敷居の高さがなく手軽です。
ただ、受付や相談をするスタッフは実際に施工する職人のような知識がないことがほとんどです。十分な説明を受けたいという人には物足りないかもしれません。
建具や・サッシや
建具製造 どんな仕事？
戸・襖（ふすま）・障子（しょうじ）などの木製建具（たてぐ）を製造し、取り付ける。
玄関のドア、障子やふすま、アルミサッシ、網戸、雨戸など建物の中で人が出入りしたり、換気のために開閉するところなどを総称して建具といいます。この建具を不具合無く上手に取り付けする専門の職人さんを建具工といいます。
引用：財団法人建設業振興基金
このように建具やさんの仕事は、玄関、勝手口、窓などの修理や交換工事をするサッシやさんの仕事は重複している部分があります。
サッシやさんは玄関ドアの交換を請け負う業者ですが、建具屋さんの中には玄関ドアの交換は請け負わない業者もあります。
工務店
新築住宅に特化している業者と思われている方も多いと思いますが、中にはリフォーム全般を請け負う工務店もあり、ほとんどの場合玄関ドアの交換も依頼できます。玄関ドアの交換と同時に収納を設けたり、間取りを変更したりしたいという場合には、便利な業者です。ただ、地元のリフォーム会社と同じで、請け負うリフォームの範囲に玄関ドア交換が含まれていないこともあります。
玄関ドア交換専門業者の特徴
玄関ドア交換を中心に請け負っている業者には、広い範囲でリフォームを請け負っている業者と比較して3つの強みがあります。その一つは、交換が難しいケースにも対応できることです。
施工が難しい条件の玄関ドアであっても、満足できる仕上がりが約束されます。一口に玄関ドアの交換と言っても、もとの玄関ドアのタイプや、玄関の枠、玄関周辺の状況によっては、施工が難しいケースも出てきます。ホームセンターでは断られてしまったといったケースも少なからずあります。
例えば、新築時に大工さんが特別なしつらえにした玄関や、ハウスメーカーの住宅や輸入住宅の玄関ドアには、サイズを調整する為の工夫が必要です。また、経年や地震の影響で歪みが生じている住宅では、玄関ドアの枠が変形していることもあります。このような状況では、玄関ドア交換の際に建付けを良くしなくてはなりません。
この他にも、新築時とは周辺環境が変化した為、玄関内のプライバシーが確保できないなどの問題が発生していることもあります。その場合には、現在の環境に合わせて、開き方の左右を変えるなどの方法でプライバシーを確保できるようにする工夫が必要です。
このような現場の状況に応じた臨機応変な施工には、数多い経験から得られる豊富な知識が役立ちます。そして、玄関ドアの交換を中心に請け負っている業者には、絶対的な施工経験の多さがあり、その経験が豊富な知識に繋がっています。
仮に幅広くリフォームをしている業者と、玄関ドアの交換を中心に請け負っている業者を比較すると、全てのリフォーム経験の内で玄関ドアのリフォームをした件数が変わります。そして年数によって玄関ドアの交換を中心に請け負っている業者の玄関ドアの施工経験の蓄積はどんどん増えていきます。
その結果、それぞれ異なる条件を持つ玄関ドアの一つ一つに対して、最適な玄関ドアを選び、的確な工事ができる実力が培われていきます。
玄関ドア交換の事例
2つ目の強みは、難しい条件の玄関交換に対応できることです。新潟での玄関ドア専門業者の強みを活かした施工事例をご紹介します。
他業者には納まりが難しいと断られた玄関ドアを交換
背の高い玄関ドアをランマ付きに交換
玄関ドア交換業者別の費用の違い
リフォームの費用には玄関ドアの製品価格と、工事費、既存ドア処分費が含まれています。このうちの工事費や処分費は、どの業者でも大きな違いはありませんが、製品価格は業者によって異なります。そして、リフォーム費用の内、工事費や処分費より、製品価格の方が多くを占めるので、製品価格の違いはリフォーム費用に大きく影響します。
製品価格はメーカーの公式サイトに、玄関ドアの型番別に希望小売価格という形で表示されていますが、業者が提示する価格とは異なります。業者が提示する価格は、仕入れ値によって変わります。仕入れ値はメーカーとの信頼関係や取引量の違いによって変わります。
単純に考えれば、取引量が多い業者ほど、仕入れ値が抑えられるので、リフォーム時の製品価格が抑えられるという仕組みです。
チェーン展開しているリフォーム会社、ホームセンター、玄関ドア専門のリフォーム会社の実績を比較すると、玄関ドアは専門のリフォーム業者の施工件数のほうが多いため、結果的にドアメーカーからの仕入値が抑えやすいのです。
玄関ドア選びのアドバイスが的確
施工の質と費用以外に、リフォームに際して的確なアドバイスや説明の有無もリフォームの結果に大きく影響します。近年は玄関ドアの開発が進み、多様な機能を備えた玄関ドアが増えています。
玄関周りの環境や玄関内の状況、間取りなどによって、断熱、通風、採光など必要な機能が変わります。また、住宅の外観デザインや屋根や外壁の色、玄関周りの雰囲気によって、調和するデザインやカラーが変わります。
風通しが良く明るい玄関、冬暖かく夏涼しい玄関、玄関周りの印象を向上させる玄関ドアという玄関ドアに求めらることを全て実現させる為には、玄関ドアの選び方が重要です。そして多くの経験を持つ業者であれば、最適な玄関ドア選びという段階から有意義な提案が出されます。
新潟やその周辺の地域で玄関ドアの交換を計画される際には、玄関ドアの施工実績が豊富な窓屋窓助にお気軽にご相談ください。
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