窓をリフォームするならどんな方法?失敗しないリフォーム

窓をリフォームしたい、けれど、どんな窓リフォームがあるのか、よくわからない方、必見です。

今窓をリフォームしたいと考える理由は何ですか?部屋を暖かくするため、窓の建て付けが悪くなっているから、防音対策をしたいため、と窓リフォーム理由は色々考えられます。

今回、窓をリフォームするならどんな方法でできるのか、人気がある窓リフォームは何か、失敗しない窓リフォームのポイントをお伝えします。

 

窓リフォームはどんな方法がある?

窓リフォームは、大きくわけて3つあります。内窓を設置するリフォーム、窓枠ごと交換するリフォームリフォーム、ガラスだけ交換するリフォームです。

比較的手軽にできる工事から壁を取り壊して行う工事と工事の規模にも違いがあり、工事の規模に応じた施工期間や施工費用がかかることをまず念頭に入れておきましょう。

 

さて、窓のリフォームを検討する際、大切なことは、リフォームの目的を明確することです。目的がはっきりすると、どんな工事をすべきか見えてきます。

窓リフォームを行う主な目的は以下の通りです。

●防寒対策(窓の断熱化)
●防音対策
●結露対策
●防犯対策
●採光目的

目的を踏まえながら、行うリフォーム工事をお伝えします。

 

内窓取り付け=二重窓化

プラマードU 

防寒対策、防音対策、結露対策、防犯対策の目的で行われるリフォーム工事です。

今ある窓を取り壊すことなく、上から新しい窓を室内側から重ねるように取り付け、二重窓化します。一度の工事で、窓が抱える大きな悩みを解決できるため、人気の高い窓のリフォーム方法です。

 

二重窓化する大きなメリットは、窓と窓の間に出来る空気層ができることです。空気層ができることで、断熱性能が向上し、外気温に影響されず、エアコンなどの使用によって、室内は快適な気温にすぐに変化し、維持することができます。

(参考:YKKAP 内窓プラマードU

 

■内窓について詳しく知りたい方は、合わせてこちらもお読みください

コラム 内窓とは?どんな効果が期待できる?

■窓屋窓助がおすすめする最強の内窓

 

窓ガラス交換

防寒対策、防音対策、結露対策、防犯対策の目的で行われるリフォーム工事です。

それぞれの目的に応じた窓ガラスに交換します。防寒対策や結露対策、防音対策であれば、断熱ガラス(複層ガラス)に、防犯対策であれば、防犯ガラスに交換します。

 

家(建物)において、窓は外から中へと熱を伝える大部分を占めます。大きな窓であるほど、熱を伝えやすくなるため、窓ガラスの性能を上げることができれば、室内の気温や体感温度が変わり、快適に過ごすことができます。

 

 

窓からの熱の出入り

(参考:窓リフォーム研究所

 

■窓ガラスの交換なら窓屋窓助がおすすめする真空スペーシアはコチラ

スペーシア

 

窓交換

防寒対策、結露対策、防犯対策、採光の目的で行われるリフォーム工事です。

いまある窓枠の上から新しい窓をかぶせる工法で、壁を壊さずに室内側からかんたんに施工します。

断熱窓や遮熱窓と樹脂フレームに同時に交換することができます。

 

リフォームのタイミングを逃さないことも大切です。窓に以下の不具合を感じたら、窓リフォームのタイミングです!

<豆知識!窓の交換のタイミング>

1、自然災害で窓ガラスが割れたり、ヒビが入った場合
2、知らないうちに窓ガラスにヒビが入った場合
3、経年劣化により、窓の開け閉めがスムーズにできなくなった場合
4、すきま風が強く感じる場合
5、結露で窓がビショビショになる場合

 

サッシの交換→窓枠ごと交換するリフォームがおすすめ

サッシだけを交換するリフォームです。一般的なアルミフレームから樹脂フレームに防寒対策の目的で交換することが多いです。

防寒対策目的の場合、窓ガラスを断熱窓にすることで、さらに効果を上げることができますので、窓ガラスとセット、窓交換リフォームに変わることが多いでしょう。

 

 

 他にもある窓に関する工事

窓リフォームという観点から少し離れますが、こんな工事もあるという点で知っておくといいでしょう。

窓の外側部分の取り付け

シャッターや雨戸、面格子、ルーバー、日除けの取り付け工事も含みます。防犯対策や採光目的の工事となります。

空き巣が入るために窓を割らせないことができます。

ルーバーの取り付けは、見た目は格子窓と似ている部分はありますが、動かせることがポイントです。目隠し、採光、通風(換気)、日よけ(遮熱)の4つの機能・効果があります。

窓リフォームによって快適生活へと変わった施工事例はコチラ>>

 

窓の新設

風通しも含め採光目的が工事の主な理由です。

壁の部分を取り壊し、窓を新しくつくるため、非常に大掛かりな工事となります。

 

窓リフォームにおけるカバー工法を知ろう

プラマードU 木目カラーのサッシ

窓リフォームの方法をお伝えしましたが、内窓の取り付け、窓(サッシ)交換では、カバー工法という、既存の窓にかぶせるように行う工法があります。

 

カバー工法のメリット

カバー工法は、室内側から工事を行います。外側の壁を「壊す」ことがなく、施工が1日以内で完了できるため、リフォーム費用を抑えることができます。さらに、室内側から工事を行うため、気密性も向上しますので、メリットが多いです。

 

しかし一方で、窓サッシの部分が増えるため、窓が一回りほど小さくなるデメリットがあります。

メリット・デメリットを知り検討した上で、リフォーム工事をどのようにするか検討しましょう。

 

はつり工法も知っておこう

窓(サッシ)交換の場合、はつり工法という工法があります。ただし、はつり工法は、鉄筋コンクリート造住宅・マンションへお住まいの方向けのお話になります。

はつり工法は、壁まで壊さなければならないため、足場をつくり、騒音や粉塵も発生する非常に大掛かりな工事であり、施工期間は約1週間かかります。当然のことながら、工事費用も高くなります。

しかし、時間がかかる、工事費用がかかるというデメリットはありますが、窓が小さくなることがないメリットがあります。

一長一短ありますので、頭に入れておくといいでしょう。

窓リフォームによって快適生活へと変わった施工事例はコチラ>>

 

失敗しない窓リフォームにするためには

窓リフォームを検討する上で、どんな工法があるのか、費用を調べることはもちろん、失敗しないポイントを知ることも大切です。

 

リフォームの目的を見失わない

窓リフォームについて、色々と調べていくうちに、あれもいい!これもいい!と迷ってしまいますし、費用を考えると、どれだけコストダウンできるかに焦点が向いてしまうことがあります。

●防寒対策(窓の断熱化)
●防音対策
●結露対策
●防犯対策
●採光目的

改めて、窓リフォームによって得たい効果をしっかりと考えましょう。

 

建築基準法の遵守

家を建てる際、建築基準法に遵守しなければなりません。

起こる頻度としては少ないですが、窓のリフォームで、大きな窓からサイズそのものを小さくする場合があるでしょう。

建築基準法では、窓は床面積7分の1は必要と定められています。窓が小さくなることで、基準に満たさず、違法となる場合があります。この場合、残念ながら窓を小さくすることができなくなります。

 

見た目の変化

先ほどから何度かお伝えしている、窓の大きさの変化もありますが、室内のインテリアとして考えることも必要です。

内窓の取り付け時にしても、窓交換にしても、窓のサッシの部分のカラーバリエーションの豊富さに驚かれることがあります。

カタログだけを見ると、この雰囲気がいい!このカラーが好きという観点から選択すると、今のおうちのインテリアとミスマッチする場合があります。

窓リフォームした部分だけが浮かないように、お部屋全体のバランス、色味を考えて選択しましょう。

 

窓のリフォームは本当に今?

お金の出費は、予想外に重なることがあります。家電でもよくあると思いますが、急に洗濯機が壊れて、買わざるをえなくなったときに、次は電子レンジも壊れたなんてこともあります。

お家全体の出費状況と、出費しそうなものはないか、今一度確認しましょう。

もし窓リフォームの目的が、防寒対策(断熱化)であれば、季節がら緊急性もありますし、暖房の効き具合も大きくかわります。暖房が効率よく働くことによって、月々にかかるランニングコストを抑えられる省エネ化にもつながりますので、リフォーム目的も加味する必要があります。

 

 

まとめ

窓リフォームを検討する上で、失敗しない窓リフォームにするために、考えなければならないことはありますが、今の抱えているおうちのお悩みは解決できるのではないでしょうか。家で快適に過ごすことができれば、余計なストレスを溜めずにすみますよ。

ご自身・ご家族だけで窓リフォームについて考えることを難しいと感じたら、プロにご相談ください。

 

窓屋窓助は、窓・玄関・エクステリアリフォーム専門店です。

私達は、窓・玄関・エクステリアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。窓や玄関での断熱を検討される際には、ぜひご相談ください。お住まいに合わせた最適なプランを提案させていただきます。

窓リフォームの施工事例

監修者情報

窓屋窓助編集部

窓屋窓助編集部

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