窓のカビは結露とカーテンが原因?解決と予防に役立つ10の対処法

窓のカビは結露とカーテンが原因?解決と予防に役立つ10の対処法

窓に結露が発生すると、窓枠やゴムパッキン、レールなどにカビが生え、ガラスにまで及ぶこともあります。周辺の壁にシミができる原因も窓の結露が原因であることが多く、窓も壁も傷めるので対処が必要です。

カビの原因になる結露が発生する仕組みに合わせて、すぐに処置できる方法と、予防も含める根本的な解決方法を見ていきましょう。

窓に結露ができる原因

窓に発生した結露

冬の窓の結露は外気温と室温の差によって発生する現象です。外気温が下がれば下がるほど、室内との温度差が大きくなっていくので、結露の発生量も増えていきます。

壁は厚みがある上に内部に断熱材が組み込まれているので、外気温が室内の壁に与える影響は少ないです。一方、窓ガラスは非常に薄い為、外気温が下がると窓の室内側まで冷えてしまいます。

その冷えたガラスに室内の水分を含んだ暖かい空気があたり、空気の性質上、水分を空気内に抱えきれなくなって水滴に変わる現象が結露です。

結露とカビが発生しやすい部屋の特徴と対処方

部屋の湿度を上げる室内干し

冬になると外気温が下がる為、エアコンなどで室内を暖めるという状況は、どのご家庭でも同じです。ただ、その中でも結露が発生しやすい窓には、部屋の湿度が高いという特徴があります。

室内の湿度を高める原因は複数あります。すぐできる対処法としては湿度を高めている原因を減らしていくことです。

換気の回数が少ない

冬は暖房の熱を逃がしたくないという思いから、窓を開けない、又は開ける回数が少なくなります。ただ、窓を開けないと空気が入れ替わらない為、湿度は上がっていきます。

対処法

寒い思いをせずに上手に換気をする方法で、この問題を解決しましょう。

きれいな空気を維持する為には、1時間に2回は5分程度の換気をする必要がありますが、冬はそれより短くても大丈夫です。空気には暖かい場所から冷たい場所に移動する性質があるので、夏より効率よく室内の空気を外に出せます。

朝の換気

朝は特に寒いのでまず部屋を暖めてから窓を開けます。起床時間の少し前に合わせてタイマーで暖房しておけば、起きた時には壁や床が暖まっているので、窓を開けても部屋の温度が下がりにくいです。

帰宅時の換気

朝出かけて、夕方や夜に帰宅すると家の中は冷え切り、空気は停滞しています。コートを着たまま換気してから、暖房をつけるという人もいらっしゃるかもしれませんが、この方法は省エネではありません。

暖房前の室温と快適な温度との差が拡がってしまい、部屋を暖める為により多くのエネルギーを消費してしまうからです。

まず部屋を暖め、それから窓を開けて換気をすれば、無駄なエネルギーを消費せずにすみます。できれば帰宅の少し前の時間にタイマーをかけておくと効率よく暖房と換気ができます。

調理中の換気

キッチンのレンジフードには常時換気と強力換気がついています。ニオイが強い食材で調理をする時には強力換気をすることが多いです。ただ、ニオイが気にならない湯沸かしなどでも強力換気が湿度上昇を抑えます。

室内干しをすることが多い

雨の日や風が強い日、また共働きで夜間に洗濯をするご家庭では室内干しをされると思いますが、この室内干しが湿度を高めます。特にマンションは気密性が高く湿気がこもりやすいので要注意です。

対処法

乾燥機や浴室乾燥を活用して、できるだけ室内干しを避けると湿度を抑えられます。どうしても室内干しをしなくてはならない場合は、サーキュレーターや扇風機で空気を動かしたり、除湿器で湿度上昇を抑えたりすることが大切です。

カーテンやブラインドを閉めたままにしている

普段あまり使わない部屋で、カーテンやブラインドが閉めっぱなしになっている窓は、室内側のガラスに風があたりにくい為、結露が発生すると窓にもカーテンにもカビが発生しやすいです。

リビングなどでも昼間に誰もいない日は、カーテンを閉めたままにしておくことがあるかもしれません。

対処法

カーテンを開けておくと、カーテンと窓の間に湿気がこもることを避けられることに加え、陽射しの暖かさも入ります。昼間は誰もいなくなる場合でも、カーテンやブラインドは開けておくとカビを防げます。

カーテンにもカビが生えてしまった場合は、カーテンも洗濯表示に従って洗います。カーテンの洗濯表示には洗濯機OKと手洗いOK、洗濯不可があります。同時に漂白剤使用可と酸素系漂白剤のみ可、漂白不可も表示されています。

漂白剤使用可と酸素系漂白剤のみ可+洗濯機OKと手洗いOKの場合のカビ取りの方法

漂白剤使用可であっても、色落ちや手荒れを防ぐ為、酸素系漂白剤を使用することをおすすめします。

カーテンについた埃を軽く払ってから、酸素系漂白剤を入れたぬるま湯にカビの生えた部分を30分程度浸しておきます。30分経っても残っている汚れは軽くもみ洗いして落とし、最後にすすいで漂白剤を落とします。

洗濯機OKの場合は洗濯ネットに入れて洗い、手洗いの場合は盥にぬるま湯に洗濯用洗剤を入れて押し洗いします。洗剤が残ると新たなカビの原因になりますので、完全にすすぎ洗いをします。

生地を傷ませない為に脱水はカーテンの厚みに合わせることと、新たなカビを防ぐ為に脱水後はすぐに乾かすことが大切です。

洗濯不可・漂白不可の場合のカビ取りの方法

基本的にはクリーニングに出しますが、部分的に少しだけカビが生えている場合は、ご自宅でも取れます。

乾いた状態で歯ブラシを使ってカビを落とした後、裏側にタオルをあてて中性洗剤をつけたスポンジでカビをたたきます。汚れが取れたら濡らし布を固く絞り、中性洗剤をつけた部分を軽くたたくようにして洗剤を落とします。

洗剤や水分が残っていると、新たなカビの原因になってしまうので、完全に拭き取り、乾燥させることが大切です。

窓が汚れている

結露が発生した際、窓ガラスやゴムパッキンなどの部分に、埃が付着していると、カビが生えやすくなってしまいます。

対処法

日々の掃除では柔らかい布でガラスを拭いて埃を取り、汚れが目立って来たら薄めた中性洗剤をつけた柔らかい布で、拭き掃除をするときれいになります。レールの隅のホコリは、隙間ブラシなどで取り除けます。

仕上げにアルコール除菌スプレーを吹きかけておくと予防に役立ちます。

窓の結露をリフォームで解決したいと思われたらお気軽にご相談ください。

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結露予防と発生してしまった結露に対処するアイテム

結露予防になる窓の断熱シート

毎日発生する結露を何とかしたいという場合に役立つアイテムを見ていきましょう。

結露吸水シート

窓ガラスに貼って結露を吸い取りカビを予防するシートです。同時に外部からの視線対策にも役立ちます。

断熱シート

ガラスからの熱の出入りを抑えて結露を予防するシートです。厚みがあるほど効果が上がりますが、その分採光量が減り、室内が暗くなってしまいます。

結露吸水テープ

サッシの下部に貼って結露を吸い取りカビを予防するテープです。シートを貼ると室内が暗くなる心配がありません。

結露防止スプレー

結露を防止するスプレーです。10日~2週間ごとにスプレーする必要がありますが、室内が暗くなる心配はありません。

窓の結露をシーズンごとの手間をかけずに解決したいと思われたらお気軽にご相談ください。

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結露を10数年以上根本的に抑える窓のリフォーム

結露しにくい断熱窓

戸建て住宅や分譲マンションには、窓の断熱リフォームで結露を抑える方法が最適です。シートやテープは定期的に貼り換えなくてはならないので、原状復帰を求められる賃貸住宅には便利ですが、根本的な解決にはなりません。

加えて、窓の断熱化は結露を抑えるだけではなく、家全体を暑さ寒さが調節しやすい快適な環境をします。窓の断熱リフォームには2つの方法がありますが、どちらもひと窓1時間から数時間で完了します。

また、残り期間が少なくなってきてはいますが、窓の断熱リフォームは国の補助金の交付対象です。

内窓を設置して二重窓にするリフォーム

結露を解決する内窓プラマードU

今ある窓の内側に新しい断熱窓を取り付けるリフォームです。ひと窓約1時間で工事が完了します。

内窓の断熱機能と、二重窓の断熱効果の組み合わせで、高い断熱効果に加え、防音効果も得られます。結露の悩みだけではなく、騒音にもお悩みの窓には最適です。

また、家中の窓を断熱化する場合には、外壁や屋根、床など家全体の断熱化よりも費用を抑えられることも魅力です。一般的な規模の4人家族が住まう家でなら、家中の窓のリフォームが100万円前後でできます。

内窓設置についてはこちらのコラムから詳しくご覧いただけます。

断熱効果を上げ結露を軽減する内窓の詳細についてはこちらから

断熱窓に交換するリフォーム

今ある窓枠に新しい枠を被せて断熱窓を取り付けるリフォームです。壁を壊さないので費用も工期も抑えられ数時間で工事が完了します。

窓の使い勝手を良くするために、サイズを小さくしたり、開き方タイプを変えたりもできます。

断熱効果を上げ結露を軽減する窓交換の詳細についてはこちらから

窓交換についてはこちらのコラムから詳しくご覧いただけます。

 

こちらにご自宅の窓のサイズをご記入いただくと詳しい費用をご確認いただけます。

内窓見積

窓の断熱リフォームに活用できる国の補助金「先進的窓リノベ2025事業」

先進的窓リノベ2025事業は、窓でする住宅の断熱化を支援する国の事業です。12月末までで申請期間が終了してしまいますが、まだ間に合います。

補助金について詳しくはこちらからご覧いただけます。
>>>2025年二重窓(内窓)リフォーム補助金最新情報|まだ間に合う先進的窓リノベ事業

窓屋窓助は補助金申請のお手伝いも致しますので、お気軽にお問い合わせください。

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よくあるご質問

玄関ドア交換へのよくあるご質問

窓の断熱リフォームへのよくある質問をご紹介します。

Q 二重窓は開閉が面倒という話を聞きますが、費用的には内窓設置をしたいです。どの程度面倒なのでしょう?

A 腰高窓や小窓であれば、開閉が面倒で困るという状態にはなりません。一方、洗濯物や布団を干す為に出入りする掃き出し窓では、使い勝手が悪くなることがあります。

複数の窓をリフォームする場合には、出入りの回数が多い窓は窓交換にするなど、窓の使い方に合わせて内窓と窓交換を組み合わせてリフォームすることをおすすめします。

Q 部屋によって日当たり具合が違うのですが、どのようなガラス選びをしたら良いでしょうか?

A 日当たりが良い部屋には、遮熱タイプの複層ガラスが向いています。遮熱タイプは、冬に暖かい陽射しを採り込み、夏は暑さと紫外線を遮断します。

陽射しが入る時間が短い窓には、断熱タイプの複層ガラスが向いています。暖房の熱が逃げるのを抑えて、室内の暖かさを維持します。

Q ジャロジー(ルーバー)窓に内窓は取り付けできますか?

A ジャロジー(ルーバー)窓には内開きのたてすべり出し窓を取り付けられます。横幅が広いジャロジー窓であれば引き違い窓にもできますが、内開き窓が一般的です。

Q 窓交換で交換できる開き方タイプを教えてください。

A 窓交換では、使い勝手と窓周辺の状況に合わせて、引き違い窓、FIX窓、片上げ下げ窓、すべり出し窓に交換できます。

新潟で窓の結露とカビをリフォームで解決するなら窓屋窓助へ

新潟で内窓(二重窓)を選ぶなら窓屋窓助にご相談ください

窓屋窓助は、窓のリフォーム、玄関ドアや引き戸の交換、ガレージシャッター設置などを通じて、新潟県(新潟市・長岡市・上越市など県内全域)の地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。

窓のリフォームでは、断熱性を高めて温熱環境を向上させ快適な家にすると共に、空き巣への不安、結露など窓に発生している問題を解決することが第一の目的です。

そしてそれと並行して、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。

私達は、気持ち良く窓のリフォーム工事が完了し、結果も満足と思っていただけるリフォームにしなくては!という想いでスタッフが一丸となって取り組んでおります。

補助金を利用したリフォームのお手伝いも致しますので、お気軽にご相談ください。
窓屋窓助とは新潟の窓と玄関ドアの専門店です。詳しくはこちらから

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監修者情報

窓屋窓助編集部

窓屋窓助編集部

窓屋窓助では、「価格だけ」「デザインだけ」のプランではなく、お施主様のお悩み・ご希望から、その後の暮らしを大切に考え、その人にとって最高の“窓・玄関・エクステリアリフォーム”を完成させて頂きます。

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