玄関・窓の防犯リフォームで空き巣対策|夏の留守中にできる備えとは?

玄関・窓の防犯リフォームで空き巣対策|夏の留守中にできる備えとは?

玄関と窓の防犯対策は1年を通して重要ですが、特に夏はしっかり空き巣対策をしたい季節です。旅行や帰省で数日間留守にするご家庭も多く、空き巣被害の歯止めの一環となるご近所からの視線も、地域単位で少なくなってしまいます。

ガラス破りや鍵のかけ忘れなどによる空き巣への対策に有効な窓やドアのリフォームについて考えていきましょう。

玄関と窓の防犯リフォームが空き巣対策に効果的な理由

窓と玄関ドアからの空き巣

窓と玄関ドアのリフォームは、断熱性を高めて温熱環境を向上させ快適な家にすると共に、空き巣への不安、結露など窓に発生している問題を解決することが第一の目的です。

防犯に関しては、他にも様々な対策がある中、玄関と窓の防犯リフォームが空き巣対策に最も効果的な理由は、空き巣の侵入経路の中で最も多い場所は窓、次が表出入り口であることが警察庁の統計に出ているからです。

平成16年以降、徐々に減少していた住宅への侵入窃盗は、ここ数年のうちに、以前より凶悪で巧妙な侵入強盗となって増加しています。こっそりと忍び込んで金品を盗んでいく侵入窃盗は減少しているにも拘らず、住人に対して脅迫や暴力を伴う侵入強盗が増えているのです。

以前は「侵入強盗は事務所や商店でおこるものだから自宅は大丈夫」と思われていた方も多いと思いますが、個人の住宅にも強力な防犯対策が求められる状況になってきてしまっています。

政府広報オンラインでも注意が促されていますので、ご参考になさってください。
>>>政府広報オンライン 空き巣や強盗から命と財産を守る 「住まいの防犯対策」

そして、警察庁の調査では、戸建て住宅への空き巣の侵入経路のうち、52.9%が窓、22%が表出入り口という割合になっています。

 

侵入窃盗の侵入経路の割合令和6年

画像出典 警察庁住まいる防犯110番 手口で見る侵入犯罪の脅威

この数字を見ると、防犯カメラやセンサーライトなども有効ではありますが、窓と玄関ドアが防犯対策の重要なポイントであることがわかります。

空き巣に備える窓の防犯リフォーム

安全合わせ複層ガラス・防災安全合わせ複層ガラスと単板ガラスの違い

戸建て住宅への侵入方法として最も多い手口は無締り、次がガラス破りです。特に2階の窓は、2階だからだいじょうぶだろうという安心感から、就寝や外出の前に1階の窓は確実に点検しても、2階の窓は忘れてしまったりすることもあるのではないでしょうか?

ガラス破りを防ぐことが重要ですが、鍵のかけ忘れの防止も窓の防犯対策に役立ちます。ガラス破り対策な効果的な窓のリフォームにはガラスの強化、犯罪抑止、補助錠が挙げられますが、この中で窓ガラスを強化する方法には、防犯ガラスにする方法と防犯フィルムを貼る方法があります。

CPマーク付きの防犯ガラスで窓ガラスを強化

近年、防犯ガラスには安全合わせ複層ガラス・防災安全合わせ複層ガラスが使われることが多いです。安全合わせ複層ガラス・防災安全合わせ複層ガラスとは、2枚のガラスの間に樹脂製の特殊中間膜が挟み込まれている防犯ガラスと、もう1枚のガラスで構成された複層ガラスです。

安全合わせ複層ガラスには30mil60mil、台風などの防災にも強い防災安全合わせガラスには60mil以上の厚みを持つ中間膜が使われていますが、どちらも防犯と同時に断熱の働きもします。

CPマークとは?

CPマーク

CPマークとは官民合同会議で「防犯建物部品目録」に登録されている防犯性の高さが認められたドアやガラス、サッシ、錠、シャッターなどに貼り付けられているマークです。

YKK APの建物部品には全てCPマークがついています。防犯性能の高い建物部品目録で製品名をご確認頂けます。
>>>公益財団法人 全国防犯協会連合会「防犯性能の高い建物部品」目録検索システム

ガラス破りの3つの手口

CPマーク付きの防犯ガラスは一般的な複層ガラスと比較して、ガラスを破壊しようとしてもヒビが入るだけで割れにくい為、ガラス破りのどの手口にも防犯効果があります。

打ち破り

石やハンマーなど硬い物で窓ガラスを破壊して穴をあけ、その部分に腕を差し入れて鍵を不正に開けてしまう手口です。

こじ破り

ゴムパッキンの鍵に近い部分に工具を差し込んで穴を開け、その部分に腕を差し入れて鍵を不正に開けてしまう手口です。

打ち破りと違って静かであることと、犯行後の様子が目立たない為、普段使用していない部屋の窓だったりすると、気づかない恐れがあります。

焼き破り

鍵に近い部分の窓ガラスをバーナーなどで焼いた後、冷却スプレーで急速に冷やしてガラスを割り、その部分に腕を差し入れて鍵を不正に開けてしまう手口です。

こじ破りと同じように静かである上に、短時間でできるので、簡単に開錠されてしまいます。

防犯ガラスについて詳しくはこちらのコラムからご覧いただけます。
>>>窓のリフォームでは防犯ガラスにするべき?|サッシのガラス交換の費用とメリットデメリット

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防犯フィルムで窓ガラスを強化

防犯フィルムとは、今ある窓ガラスを割れにくく、穴を開けにくいガラスにする為に貼り付ける厚みのあるフィルムです。

専門の業者に依頼して貼りつけてもらう防犯フィルムは窓ガラスのサイズに、合ったフィルムを正しい方法で貼り付けられる防犯効果があります。一方、DIYでする場合には適切な貼り付け方が難しい為、高い効果が得られないことが多いです。

耐用年数約15~20年の防犯ガラスと比較すると短く約10年程度です。さらに直射日光や結露による影響で劣化が進み、もっと早く貼り換えが必要になることもあります。

クレセントと補助錠で開錠しにくくする

クレセントは本来、窓の気密性を高める目的で取り付けられている部品ですので、ガラス破りをされてしまうと、簡単に操作されてしまいます。防犯ガラスにすることが最優先ですが、クレセントの強化と補助錠の取り付けもしておくと安心です。

補助錠

クレセントとは別に窓に取り付ける2番目の錠です。

ボタン錠付きクレセント

暗証番号を決めておき、クレセント上部に取り付けられたボタンを押して開錠します。

脱着ノブクレセント

脱着できるクレセントは、外しておけば万が一ガラス破りをされても、クレセントを操作できないので開錠できません。

戸先錠

外出時には玄関ドアと違い、引き違い窓は鍵のかけ忘れが多いのですが、窓を閉めた時に自動的に施錠される戸先錠なら鍵のかけ忘れを防げます。

戸先錠と窓の防犯リフォームについて詳しくはこちらからご覧いただけます。
>>>窓の防犯対策におすすめは閉じるとロックされる戸先錠?

犯罪抑止効果を生む内窓設置

内窓を設置して二重窓にすると、ガラスを二重に壊し、鍵を2か所開けなくてはならないので、侵入に時間がかかります。外から見ただけで二重窓であることはわかりますから、侵入工作に時間がかかることを嫌う犯罪者への抑止効果が生まれます。

今ある窓はそのままで、室内側に新しい窓を取り付けるだけの工事なので、ひと窓1時間程度で完了します。また、二重窓には断熱や防音という防犯以外に、室内環境と省エネ効果を向上させる働きもあります。

防犯性の高い窓の交換

防犯性の高い窓への交換時には、人が通れないサイズの窓にしたり、建付けの悪さを改善したりすることができます。建付けの悪くなっている窓はクレセントがかかりにくくなっている為、外側から簡単に外してしまうこともできるので危険です。

また、開閉の必要がない窓であればFIX窓にすることも窓の防犯性を高めます。壁を壊さないカバー工法の窓交換は、工期と費用が抑えられる上に、サイズや開き方タイプの変更など、交換の仕方に融通が利きます。

ガラス破りから窓を守るシャッターや面格子を後付け

窓の外側からの防犯対策には、シャッター面格子が役立ちます。ただ、窓のリフォームとは違い、シャッターには上げ下げが面倒、起床時に室内が真っ暗などのデメリットがあります。

面格子はつけっぱなしで面倒はなく、採光や採風もできるのですが、緊急時に避難できる窓が面格子付きの窓だけだった場合、取り外しに時間がかかります。

シャッターや面格子を取り付ける部屋の使用目的や、窓を開閉する頻度外部からの視線の入りやすさ、入りにくさなどを考え併せた上で、窓のリフォームとの組み合わせ方を考えることが大切です。

シャッター・面格子についてこちらのコラムから詳しくご覧いただけます。

 

防犯面格子・ルーバーについてはこちらから詳しくご覧いただけます。

面格子やルーバーについて詳しくはこちらから

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玄関の防犯対策

防犯性を高める見通しの良い玄関アプローチ

窓に次いで多い空き巣の侵入経路は玄関です。玄関の防犯には、防犯性の高い玄関ドア防犯カメラ、センサーライト、そして見通しの良い玄関アプローチが挙げられます。

防犯性の高い玄関ドア

防犯対策が万全なYKK APの玄関ドア

近年は、侵入窃盗の手口が巧妙化している為、10数年前の玄関ドアからは考えられないほど玄関ドアの防犯機能も進化しています。

ピッキングに強い鍵、取り外しできるサムターン、玄関ドアの枠に食い込む鎌のような形状をしたデッドボルト、ガラス破りがしにくいデザインなど、あらゆる侵入手口への対策が備わっています。

最新の玄関ドアについてこちらのコラムから詳しくご覧いただけます。
>>>玄関ドアの防犯性を高めるリフォームには最新のセキュリティ対策を

鍵のかけ忘れを防ぐ玄関ドアのスマートロック

玄関や窓からの侵入経路の中で最も多い手口は無締りです。鍵のかかっていない窓や玄関からなら、誰もが簡単に他人の家に侵入できてしまいます。そこで役立つ機能がスマートキーについているオートロック機能です。

外出時のオートロックで閉め出しが不安な人は、設定で帰宅時だけにもできます。

鍵のかけ忘れは、外出時よりも気が緩む帰宅時におこりやすいです。そのまま、就寝してしまうと、無締りの玄関から空き巣に侵入されてしまいます。帰宅時だけでもオートロック機能に設定しておくと、就寝中の家族の安全が守れます。

玄関の防犯カメラとセンサーライト

玄関先の防犯カメラを取り付けておくと、犯罪抑止効果が生まれます。また、万が一空き巣に入られてしまった際には、犯人逮捕への手がかりがカメラに残されます。

人に反応して光るセンサーライトも、同じように犯罪抑止効果を生みます。ご家族が全員帰宅した後に玄関灯を消灯されても、誰かが敷地内に入ってくると玄関周辺が明るく照らされます。

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窓とドアの防犯リフォームで活用できる国の補助金

防犯リフォームにも使える国の補助金

個人の住宅の断熱化を支援する先進的窓リノベ2025事業では、内窓や外窓交換での窓の断熱リフォームに対して補助金が交付されます。

安全合わせ複層ガラス・防災安全合わせ複層ガラスを組み込んだ窓も補助金申請の対象です。また、窓のリフォームといっしょに申請すると、玄関ドアも補助の対象になります。

断熱窓や断熱玄関ドアは、冬は暖かく夏は涼しい快適な環境と省エネを、防犯性向上と同時に実現します。断熱に役立つ窓とドアのリフォームについてこちらのコラムから詳しくご覧いただけます。

 

補助金についてこちらのコラムから詳しくご覧いただけます。

 

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よくあるご質問

玄関・窓の防犯リフォームでよくあるご質問をご紹介します。

Q  網入りガラスには防犯性がありますか?

A  網入りガラスより防犯合わせガラスの方がガラス破りに強いです。

網入りガラスは本来、火災の際にガラスが炎で飛び散らないようにする目的のガラスです。ハンマーなどで破壊した後、ペンチなどを使って網を切ってしまえば、そこから腕を差し入れて、鍵を開けられてしまいます。

Q  防犯性のある複層ガラスの確認方法はありますか?

A  ガラスの室内側右下にCPマークが貼り付けられています。

さらにいっしょに刻印されている数字で、防犯合わせガラスに挟み込まれている中間膜の厚みや、2枚のガラスの間に注入されているガスの種類を確認できます。

複層ガラスの断熱性や防犯性を確認する方法

 

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窓や玄関ドア・シャッターでする防犯対策なら新潟NO.1窓屋窓助

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窓屋窓助は、窓のリフォーム、玄関ドアや引き戸の交換、ガレージシャッター設置などを通じて、新潟県(新潟市・長岡市・上越市など県内全域)の地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。

窓のリフォームでは、断熱性を高めて温熱環境を向上させ快適な家にすると共に、空き巣への不安、結露など窓に発生している問題を解決することが第一の目的です。

そしてそれと並行して、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。

私達は、気持ち良く窓のリフォーム工事が完了し、結果も満足と思っていただけるリフォームにしなくては!という想いでスタッフが一丸となって取り組んでおります。

補助金を利用したリフォームのお手伝いも致しますので、お気軽にご相談ください。
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監修者情報

窓屋窓助編集部

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窓屋窓助では、「価格だけ」「デザインだけ」のプランではなく、お施主様のお悩み・ご希望から、その後の暮らしを大切に考え、その人にとって最高の“窓・玄関・エクステリアリフォーム”を完成させて頂きます。

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