2024年4月17日 / 最終更新日時 : 2024年4月17日 mirai@admin 玄関ドア交換リフォーム

玄関ドアリフォームの補助金はいくら？2024年に使える制度の種類は？

2024年度も様々な補助金事業の受付が始まりました。その中で玄関ドアのリフォームに使える補助金は5種類あります。

それぞれの補助金の金額や要件を確認し、どの程度玄関ドアリフォームの費用が抑えられるのか見ていきましょう。

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玄関ドアリフォームへの国の補助額はいくら？

玄関ドアリフォームで利用できる国の補助金には、先進的窓リノべ2024事業と子育てエコホーム支援事業があります。

先進的窓リノべ事業では58,000円から220,000円、子育てエコホーム支援事業では32,000円から49,000円が玄関ドア交換への補助額です。

どちらにも補助額を申請する為の要件があり、性能やサイズで補助額が変わりますので確認していきましょう。

開口部の断熱改修をする住宅を支援する為の国からの補助金です。開口部とは窓と外部との出入りをする玄関ドアや勝手口ドアを指しますが、ドアは単独では補助金を受けられません。補助金を利用する為には窓と組み合わせる必要があります。

申請の要件の一つに補助額5万円以上という項目がありますが、カバー工法での玄関ドア交換は最小のドアであっても補助額が5万8,000円ですので、小さな窓と組み合わせれば補助金が申請できます。

補助額が変わる条件のひとつは工法の種類の違いです。

玄関ドア交換には2種類の工法があり補助額が異なります。

カバー工法は、今ある玄関ドアの枠の上に新しい枠を被せ、新しいドアを取り付ける工法で、はつり工法より補助額が高額です。はつり工法は壁を壊して玄関ドアの枠ごと交換する方法です。

カバー工法	58,000円～220,000円
はつり工法	46,000円～183,000円

先進的窓リノべ2024事業では登録製品を使うことも要件の一つです。そして登録されている玄関ドアは断熱性の高さを表す熱貫流率によって4つに区分されています。このうち、P、S，A という3つの性能が戸建て住宅の玄関ドアの対象製品に求められます。熱貫流率は低いほど補助額が上がります。

上記の表で補助額に幅がある理由はサイズによるものです。ドアのサイズは大中小の3つに分けられています。両開きの玄関ドアなどはLサイズ、片開きドアや勝手口ドアはSサイズというように分類されます。

下記の表は工法の違いに関わらず、サイズ別での費用です。

子育てエコホームのリフォーム部門の補助額は5万円から30万円です。対象となるリフォームの中には開口部の断熱改修という項目があり、その中に玄関ドアや勝手口ドア交換が含まれています。

窓と組み合わせなくてはならないという条件はないのですが、先進的窓リノべ2024事業より補助額が低いので、玄関ドアだけでは補助額最低5万円以上という条件を満たせません。ドアで申請する為には窓やエコ住宅設備などと組み合わせる必要があります。

子育てエコホームの補助額は性能区分とサイズによって変わります。性能区分は地域ごとの熱貫流率の基準値とサッシの素材による断熱性の違いによって、省エネ基準レベルとZEHレベルという2つの性能に分けられています。

地域は、1～2地域、3地域、4地域、5～7地域に分けられていています。新潟市や長岡市は5地域、小千谷市や十日町市は4地域です。

戸建て住宅では下記の表のように分類されています。