玄関のタタキと土間の違い|段差や汚れを解決するお手入れとリフォーム方法

玄関のタタキと土間の違い|段差や汚れを解決するお手入れとリフォーム方法

玄関のタタキ(三和土)とは、玄関内部にある「靴のまま歩ける土間床のスペース」のことです。昔は土に石灰とにがりを混ぜ合わせた3種の素材を、たたいて固め土間が造られていた為、二重の意味で三和土と呼ばれていました。

現代の玄関に最適な土間の素材や掃除方法、段差を解消する方法などを考えていきましょう。

玄関タタキに使われる素材の種類と特徴

和風住宅の玄関土間のタタキに使われているタイル

タタキは靴のまま出入りする為、靴についた泥汚れやコートについた花粉、埃などで汚れやすい場所です。

その為、一般的に汚れにくく、土や埃がついても手軽に水で洗い流せる素材が使われます。同時に濡れても滑りにくいことも、安全な土間にする為にタタキに求められる条件です。

コンクリート

玄関内の内装の雰囲気の種類を選ばないシンプルな見た目と、耐久性の高さ、お手入れの手軽さ、費用が嵩まないことなどから、多くの住宅に採用されています。

モルタル

コンクリートが「セメント+水+砂+砂利」で作られるのに対し、モルタルは「セメント+水+砂」で作られます。

一般的に、玄関土間の基礎となるコンクリートの上に、仕上げ材として薄く塗られるのがモルタルです。砂利を含まないため表面がきめ細かく、コンクリートより滑らかでスタイリッシュなデザインに仕上がります。

また、色粉を混ぜて色合いを変えることもでき、玄関内の雰囲気に合わせて色を調整できます。ただし、コンクリートより滑りやすく、汚れが目立つ素材なのでこまめなお手入れが必要です。

洗い出し

セメントに砂利を混ぜて床に塗った後、固まる前に表面を水で洗って砂利を浮き出させる仕上げで、左官屋さんの腕前で仕上がりに大きな違いが出る手法です。

高級感があり和風な玄関に調和しますが、大きさや色など混ぜ込む砂利の種類によって風合いが変わり、モダンな雰囲気にも調和させられます。コンクリートより費用がかさみます。

タイル

色や柄、サイズが豊富なタイルは、おしゃれな玄関を好む人に人気の高い素材です。コンクリートや土間よりも汚れにくいことも魅力ですが、滑らない素材を選ぶ必要があります。タイルの種類の選び方で費用が大きく変わります。

天然石

大理石や御影石など高級感のある素材です。土間に使うタタキの中で最も費用がかさみます。

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【土間の汚れを解消】タタキのお掃除方法

タタキのお掃除方法

1週間に1回程度の手軽なお掃除、1カ月に1回程度水を使うしっかりお掃除をしておくと、玄関土間をきれいに維持できます。

毎周行う手軽なお掃除

土間は食物や油の汚れがないので、こまめな掃き掃除で汚れを防げます。一方、泥汚れや花粉、埃を1週間以上放置すると、シミやカビの原因になり、玄関の美観と家族の健康を損ないます。

掃き掃除

ほうきで土間を掃きます。花粉の季節には、掃き掃除をすると花粉がまき散らされてしまうので、掃除機や化学雑巾のモップなどを使いましょう。

または、掃き掃除をする前に、濡らしてちぎった新聞紙やお茶殻を撒いておいても、花粉の舞い塵を防げます。

天然石には化学雑巾や新聞紙、お茶殻が染みの原因になってしまうので、使わないようにしましょう。

角の汚れは掃除機

ほうきでは取り切れない角の埃や泥汚れは、先端が細いノズルをつけて掃除機で吸い取ります。掃除機のノズルは100均などで安く購入できるので、玄関用に用意しておくと便利です。

引き戸のレールにはブラシ

引き戸のレールに土埃が溜まると開閉しにくくなってしまいます。レールについた泥や埃は、掃除機の隙間ノズルや小さなブラシを使うと、隅まできれいになります。

1カ月に1回程度の水を使うお掃除

1週間に1回のお掃除の後に、水を使ってさらに汚れを取るお掃除です。タタキのタイプに合わせてお掃除します。

表面に凹凸のあるタイルやコンクリート・モルタルにはブラシかたわし

水を撒いてから、掃き掃除だけでは落ちない汚れをブラシやたわしでこすり取ります。水だけでは落ちない場合には、薄めた中性洗剤を使います。

汚れが落ちたら水で洗剤分を流します。ただし、現代の住宅(特に木造)の玄関は、浴室のように完全防水されていないケースが多いため、大量の水を撒くと上がり框(かまち)や壁の隙間から水が浸入し、土台を腐らせる原因になります。

ホースで水を撒くのではなく、ペットボトルで少量の水を流すか、水をたっぷり含ませた雑巾で拭き取る程度に留め、最後に固く絞った雑巾と乾いた雑巾の順で土間を拭き上げます。

この時点ですぐにドアを閉めてしまわず、しばらく開放したままにして乾燥させましょう。

表面が滑らかなタイルには濡れ雑巾

表面が滑らかなタイルにはブラシをかける必要がなく、濡れ雑巾→乾いた雑巾の順で拭き掃除をします。

天然石の種類によっては水を使ったお掃除はNG

天然石は素材によっては水を使うとしみになってしまう恐れがありますので、泥や埃、花粉を掃除機で吸い取ってから柔らかい布で拭き掃除をします。

取れない汚れがついてしまったり、水拭きが必要な状態になったりした場合は、石材に応じた方法専門の業者に相談することをおすすめします。

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玄関の段差を解消する方法と施工事例

新潟市 バリアフリー化~段差をなくす玄関引戸リフォームの施工事例

玄関ドアや玄関引き戸の下部に段差があると、躓きやすい上に、ベビーカーや車いすの乗り入れがしにくく、不便を感じられるケースが多く見受けられます。

この問題はハツリ工事、またはオプション部材で解決できます。

大きな段差にははつり工事

はつり工事とは部分的にコンクリートを削ったり、切ったり、穴を開けたりして壊し、現状の問題を解決する工事です。

玄関の段差の範囲が広く、オプション部材だけでは解決できない場合には、はつり工事を行います。画像でご覧いただいた方がわかりやすいと思いますので、施工事例をご紹介します。

段差を解消した施工事例

新潟市 バリアフリー化~段差をなくす玄関引戸リフォーム

古くなった玄関引戸の大きな段差をはつり工事で解決した事例です。同時に新しい玄関引き戸への交換もしました。見栄えが良くなり、冬の寒さ、夏の暑さも改善されます。

こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>新潟市 バリアフリー化~段差をなくす玄関引戸リフォーム

中土間からの段差をなくした施工事例

【三条市】ハツリ工事を入れ、中土間からの段差をなくす

玄関引戸のレール部分の段差をはつり工事で解決した事例です。こちらの玄関では、レール部分が中土間より高くなっていた為、玄関から外に出る時に躓くリスクがありました。

その為、レールの高さを中土間に合わせて段差を解消、同時に外壁のタイルの色に調和する玄関引き戸への交換で、落ち着いた雰囲気の玄関が生まれました。

こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>【三条市】ハツリ工事を入れ、中土間からの段差をなくす

玄関ドア前面の段差を解消した事例

玄関ドア前面の段差を解消した事例

玄関ドアの前面にあった外部階段の段差を解決した事例です。他社様には納まりの難しさから断られた工事でしたが、きれいに仕上がりました。

同時に断熱ドアに交換して冬の寒さも解消、さらにスマートキーが使える玄関になりました。

こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>新潟市 職人の技が光る玄関ドアリフォーム

土間の段差を解消するオプション部材

 

土間の段差を解消するオプション部材

段差を解消するオプション部材2

カバー工法での玄関ドア交換の際にできる僅かな段差は、オプション部材で解消できます。上記の画像は玄関ドアのオプション部材ですが、玄関引き戸にも同じような部材が用意されています。

段差をなくす工事の一部をご紹介しましたが、この他にもたくさんの段差解消の事例がございます。ご自宅の段差の状況に合わせて最適な工事をご提案させていただきますので、段差にお困りの際にはお気軽にお問い合わせください。

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玄関土間をリフォームするタイミング

土間工事と玄関ドアの交換をした玄関

お子さまが生まれてベビーカーを使うようになったり、将来に備えてバリアフリーにしたいと計画されたりする際には、玄関の段差を解決する必要があります。

ただ、土間のタイルやコンクリートだけを壊して直す工事は、左官職人の手配などで割高になりがちです。「どこに頼めばいいかわからない」という声も多く聞かれます。

そのため、最も効率が良いのは「玄関ドア・引戸の交換リフォーム」と同時に行う方法です。ドア枠の交換には足元の工事が付き物ですので、一緒に段差解消を行うことで工費の無駄を省き、一度の工事で「出入りのしやすさ」「ドアの性能」を同時に改善できます。

築年数が長くなると、玄関ドアには開閉の不具合や褪色による見栄えの悪さ、鍵の防犯性への不安など、複数の問題が発生します。それらの問題は玄関ドアの交換で問題が解決しますが、同時に段差を解消するとより使い勝手が良くなります。

玄関ドアの色褪せや錆びについてこちらのコラムから詳しくご覧いただけます。

 

一方、自宅の玄関は特殊な納まりで段差もあるからカバー工法では交換できないのではないのかと玄関ドア交換をあきらめてしまうケースもあります。

確かに難しい状況にある玄関ドア交換を断る業者もありますが、窓屋窓助は納まりの難しい工事も含めて、多数の段差解消を含む玄関ドア交換の実績があります。

『自宅の玄関は土間の使い勝手を改善したり、玄関ドアの交換をしたりできるのだろうか…』と思われたらお気軽にご相談ください。現地調査をした上で、最適なご提案をいたします。

こちらからご自宅の玄関ドアや引き戸の枠タイプに合わせて、リフォーム費用を詳しくご確認いただけます。

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袖付き2枚連動引き戸の価格はお見積もりからご覧いただけませんので、お気軽にお問い合わせください。

 

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【プロが解説】玄関タタキ工事でよくある質問

玄関ドア交換へのよくあるご質問

玄関のタタキ工事へのよくあるご質問をご紹介します。

Q 玄関ドア交換と同時に土間の工事もする際、選べる土間の素材(タタキ)に制限はありますか?

A 玄関の土間に使うタタキには、主にコンクリート、モルタル、タイルが挙げられます。その中から、玄関内のインテリアや外壁の色と質感に合わせて、最も調和する素材をお選びいただけます。

Q 玄関ドアの交換はカバー工法なら1日で完了するということですが、土間の工事も同時にした場合には、どの程度の日数がかかりますか?

A 工期は土間のハツリ工事の内容によって変わり、数日かかることもあります。ちょっとした段差解消のための工事なら、玄関ドア交換を含めて1日で完了します。

Q はつり工事をしても工事費は一律ですか?

A 標準工事費は一律ですが、はつり工事には別途料金が発生します。

玄関の土間やレールなどの状況によって必要な工事費が変わります。ただ、現地調査の時点でどの程度の追加工事が必要になるのかは明確になりますので、ご契約いただいた後に追加費用が発生することはございません。

玄関ドア交換や土間工事について疑問に思われたことがあればお気軽にお問い合わせください。

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新潟で玄関のタタキを工事するなら窓屋窓助へ

新潟で内窓(二重窓)を選ぶなら窓屋窓助にご相談ください

窓屋窓助は、窓のリフォーム、玄関ドアや引き戸の交換、ガレージシャッター設置などを通じて、新潟県(新潟市・長岡市・上越市など県内全域)の地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。

窓のリフォームでは、断熱性を高めて温熱環境を向上させ快適な家にすると共に、空き巣への不安、結露など窓に発生している問題を解決することが第一の目的です。

そしてそれと並行して、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。

私達は、気持ち良く窓のリフォーム工事が完了し、結果も満足と思っていただけるリフォームにしなくては!という想いでスタッフが一丸となって取り組んでおります。

補助金を利用したリフォームのお手伝いも致しますので、お気軽にご相談ください。
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監修者情報

窓屋窓助編集部

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