内窓プラストはDIYではなく推奨施工店に依頼すべき?

内窓プラストはDIYではなく推奨施工店に依頼すべき?

北海道でのシェアの多い高い気密性で評判の内窓プラストは、非常に優秀である分高額です。騒音に悩んでいる、確実に断熱したいが何とか費用を抑えられないだろうかと考え、通販やDIYを検討する方もいらっしゃると思います。

なぜ内窓プラストには商品だけ購入できる激安通販がなく、推奨施工店でなくては設置工事ができないのでしょうか?

内窓プラストの性能が暮らしに与える効果

内窓プラストには高い断熱性と防音・遮音性があります。そしてその2つの性能はプラスト独自の気密性によって支えられています。

気密性

どんなにガラスの断熱性能が高くても、窓の隙間から熱が出入りしてしまうと、ガラスの断熱性能は十分に効果を発揮できません。ガラスの断熱性能を無駄なく活かすためには、隙間をなくす必要があります。

ところが、窓にはたくさんの隙間が生まれてしまう要素があります。特に引き違い窓は、レールがある為、他の窓に比べてサッシの隙間から出入りする熱の量が多い窓です。その為、北欧など寒さの厳しい地域では、ドレーキップ窓など気密性の高い窓が使われています。

また、築年数の長くなった住宅や、新築から間もなくても大地震にあってしまった住宅では、家全体に歪みが生じていることがあります。そのような場合には、目には見えませんが窓枠とサッシの間に隙間ができてしまっていることがあります。

窓自体の隙間と、住宅と窓の間の隙間を全てなくすことが、断熱性と防音・遮音性を活かすことに繋がります。そして内窓プラストの強みはここにあります。独自に開発した外枠+内枠のダブルフレーム工法によって、窓枠とサッシ、外窓と内窓の間の隙間を生み出さずに内窓を設置します。

さらにサッシには、樹脂メーカーである大信工業が高純度の樹脂素材を独自に配合して製造した樹脂サッシが使われていることが、確実な気密性を生み出しています。アルミサッシは軽くて丈夫ですが、柔らかさがありません。一方、樹脂には柔らかさがあるので密着し、より気密性を高めます。

大信工業は国内で初めて内窓を製造して以来、専門メーカーとして業界トップの開発力をもって事例数を重ねています。サッシメーカーをはじめ各社も樹脂製内窓を商品化していますが、素材の特性を知りつくした樹脂成形メーカーだからこそできるノウハウをもって、気密性を高めた点が内窓プラストの優位性です。

参考サイト 日本建材・住宅設備産業協会 家の断熱化と気密化では、どちらが効果あるのでしょうか?
参考サイト 大信工業 内窓プラストの高気密アイデア

断熱性

内窓プラストの高い断熱性は、内窓が必要不可欠である北海道や寒冷地の内窓に使われていることからも実証されています。また、その断熱性の高さから、省エネ効果が評価され、環境省の本庁舎にも内窓プラストが採用されています。

住宅の断熱性は屋根、壁、床、開口部など、外皮と呼ばれる外気に接する部分から出入りする熱の量によって変わります。その中で窓は、熱の出入りが最も大きい場所です。冬は暖房の熱のうちおよそ58%が窓から逃げてしまい、夏は日射による熱のおよそ73%の熱が窓から侵入するというデータもあります。

参考サイト 日本建材・住宅設備産業協会 開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか?

防音・遮音性

騒音を解決する為に内窓を付けたが思ったほど効果がなかったというケースは少なくありません。この原因は主に隙間からの音の出入りが考えられます。内窓にすると防音効果が生まれる理由は、外窓と内窓の間の空気層が音を通しにくくするからです。

さらに、ガラスと壁の厚みを比べてみると、壁は何層にもなっているのではるかに厚く、ガラスは複層ガラスであっても数ミリしかありません。内窓によって生まれた空気層によって、壁の厚さに近づきます。

ところが、せっかくの空気層も内窓に隙間があると、その部分から音が出入りしてしまいます。その為、内窓を付けたけれど効果が感じられなかったという結果になってしまうのです断熱性能と同じく、防音・遮音性も気密性の高さによって効果が確実になります。

窓屋窓助がオススメする上質で最強の内窓

内窓PLAST

騒音問題は、家族の心にも身体にも悪影響を与えます。その対策として窓の防音は役立つのでしょうか?

コラム 騒音の悩みは窓の防音で解決できる

内窓プラストはDIYではなく推奨施工店に依頼するべき理由とは?

施工前
内窓PLAST騒音対策

長野県上伊那郡 電車の騒音を対策・内窓PLAST施工

内窓プラストの強みは気密性の高さです。その気密性の高さを出すためには、内窓自体の製品性能だけでは不十分です。完璧な施工が求められます。その為、内窓プラストは、大信工業が認定した施工業者だけしか扱うことができません。

激安価格の内窓プラストを探してDIYでできないかなと検討される方もいらっしゃると思いますが、建具業者であっても、内窓プラストの取り付けには大信工業の認定が求められていることからもわかるように、DIYでは正しく取り付けられない可能性が非常に大きいです。

加えて、楽天などの通販サイトに出品されている内窓プラストは、製品だけが販売されているのではありません。施工とセットで販売されています。製品だけを購入してDIYで取り付けられるわけではありません

推奨施工店だから施工できる内窓プラスト

内窓プラストは断熱力と防音力を高める為に、独自に開発されたダブルフレーム工法が標準工法として採用されています。外枠+内枠をダブルフレームにして、内窓とのすき間を極力なくして気密性を高める他社には見られない画期的な工法です。

専門工法のため高度な施工技術が求められる為、建具業者ならだれでもできるという訳ではありません。それではなぜダブルフレーム工法なら、高い気密性を実現できるのでしょうか?

気密性が損なわれにくい構造と独自の工法

住宅は経年でどうしても歪みが発生してしまいます。その結果、窓枠が歪む、たわむ、左右の長さが異なるというような状態が生まれます。この状態のまま、内窓を取り付けても、隙間が多く生まれてしまい、熱も音も出入りしてしまいます。そのような状態を生まない為、内窓プラストは変形があっても気密性が損なわれにくい構造で造られています。そして、その構造を最大限活かす独自の工法で取り付けられます。

内窓を設置枠にジャストフィットさせる正確な採寸

内窓プラストは内窓を取り付ける窓枠のサイズを基に部材を製造します。その為、現地調査の際には、専用の工具で左、中央、右の高さと上、中央、下の幅、奥行きが綿密に採寸されます。

隙間をつくらない取り付け工事

隙間をつくらない為、外枠の取り付けにはタッカーという建築用のホッチキスが使われます。内枠にはたわみ、ゆがみ、垂れがあっても気密性を確保する調整ができるよう、クッション材が入っています。製品自体の優秀さと現場の巧みな施工技術が組み合わさるからこそ、理想的な断熱性、防音性、気密性を備えた内窓が設置されます。

内窓プラストが暮らしにもたらす効果

施工前
趣味の楽器を楽しむ~防音内窓プラスト

長岡市 趣味の楽器を楽しむ~防音内窓施工

内窓プラストには暮らしを向上させる力があります。

音を気にしない暮らし

静かな暮らしが実現します。近くに幹線道路や線路、商業施設があるなどの環境にあり、騒音に悩まされる毎日を送られているご家族のストレスは大きいと思います。睡眠を妨害されて健康に悪影響が出たり、くつろぎの時間を邪魔されてゆったりできなかったり、様々な問題が発生するからです。

気密性の高い内窓プラストが設置されると、子どものお昼寝を邪魔されない静かな環境が生まれます。反対に、長時間楽器の練習をする、鳴き声の大きいペットがいるなどの事情でお困りの場合には自宅からの音の流出も防げます。

夏涼しく冬暖かい暮らし

冷暖房の効率が良くなり、少ないエネルギーで夏は涼しく冬は暖かい環境が生まれます。

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窓屋窓助は、窓・玄関・エクステリアリフォーム専門店です。

私達は、窓・玄関・エクステリアのリフォームを通じて、地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。窓や玄関での断熱を検討される際には、ぜひご相談ください。お住まいに合わせた最適なプランを提案させていただきます。

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監修者情報

窓屋窓助編集部

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