内窓の納期遅延はいつまで?先進的窓リノベ事業への影響は?

内窓の納期遅延はいつまで? 先進的窓リノベ事業への影響は?

2023年は国の補助金の申請が集中し、リクシルやYKK APの内窓の納期遅れが発生していました。夏頃の3カ月遅延という状況からは徐々に回復しましたが、3月から今年度の申請が始まっており、場合によってはまた遅延が発生する可能性があります。

確実に補助金を活用する為の注意点を確認していきましょう。

リクシルやYKK APの内窓の納期は通常10日

内窓の納期遅延を検討する社員

内窓は窓枠のサイズに合わせて製作される為、即日納品という訳にはいきません。その為、内窓の納期は混雑していない通常の時期であっても10日程度はかかります。

納期遅延が発生した理由

通常10日程度であるにもかかわらず、省エネ住宅を推進する国の支援事業に影響で昨年の春から内窓の納期の遅延が発生し始めました。補助金を活用して窓のリフォームをする人が、メーカーの予想をはるかに超えて激増したことが原因です。

YKK APが公表した数字では、マドリモ内窓プラマードUの販売数は20234月から8月までの期間に、前年の同期間と比較しておよそ3倍にも上ったということです。リクシルもその事情は同じで、どちらのメーカーも20234月から8月にかけては納期が3カ月にも長くなっていました。

納期が短縮されはじめた時期

各メーカーが設備強化や人員増加によって納期遅延に対応した結果、2023年11月からは納期が短縮され、1月にはかなり回復しました。現在は2023年の国の補助金制度であった先進的窓リノベ事業が終了し、先進的窓リノベ2024事業が始まっていますが納期遅延はまだ起きていません。

内窓の納期が先進的窓リノベ事業の補助金に与える影響

2024年度も引き続き国の断熱窓への支援事業は継続されます。その中でも内窓は人気が高いので、再び製作が追い付かなくなり納期遅延がおこる可能性が全くないとは言えません。

窓の断熱改修の中で内窓の人気が高い理由には、外窓交換と比較すると同程度の断熱効果が得られるにもかかわらず費用を抑えられることと、防音効果も得られることが挙げられます。

住宅の省エネ化をする為には窓の断熱が重要です。そして窓の断熱で住宅全体に理想的な温熱環境を生み出す為には、家中の窓を断熱化する必要があります。

どんなに断熱性の高い窓にリフォームしても、12か所だけでは十分な効果が期待できません。ただ、外窓交換で家中の窓を断熱化するとなると、数百万円の費用がかかります。

ガラス交換は内窓より低価格で窓のリフォームができますが、内窓や外窓より得られる断熱効果が低い上に、サッシの結露や隙間風は改善されません。内窓なら高い断熱効果が得られ、一般的な規模の住宅なら100万円程度の費用で家中の断熱ができます。

そのあたりを調べた上で内窓を選択する人が多いことから、住宅を断熱化、省エネ化したい人達からの内窓への需要が高まっています。その為、今年度も内窓を取り付ける断熱改修をするご家庭は多いことが予想され、内窓の納期が再び遅延することがあるかもしれません。

その結果、補助金を受けたかったのに受けられなくなったら…と心配される方がいらっしゃると思います。

交付の申請は事業者が工事の完了後にするシステムなので、納期遅延の期間の長さによってはそれが現実になる恐れがないとは言えません。

例えば9月に工事を依頼し納期が3カ月遅れた場合は、12月に工事をすることになってしまい、すでに申請申し込みが終了しているということもありえます。

先進的窓リノベ事業の補助金を確実に活用するポイント

 

先進的窓リノベ事業の補助金を確実に活用するポイント

先進的窓リノベ事業の補助金を受ける為には、予定されている補助金の予算が上限になる前に申請することが必要最低条件です。

交付申請の予約受付期間は2024年3月29日~2024年11月30日となっていますが、予算が上限になると交付申請の受付は終了します。その為、1130日までに申請すればいいのかと考えていると、内窓の納期に関わらず申請できなくなる恐れがあります。

予約申請で納期遅延に対処

先進的窓リノベ事業には予約申請という制度があります。

交付申請の予約とは?

補助金の交付が見込まれる補助事業(リフォーム)に対して、交付申請予定額を一定の期間、確保(予約)することをいいます。

担当者アカウントの利用者が本事業のポータルを通じて手続きを行います。

なお、交付申請の予約は任意です。交付申請の予約を実施するかどうかは、予算の執行状況を踏まえて、窓リノベ事業者の責任において判断してください。

引用環境省 先進的窓リノベ2024事業 補助金の交付申請 申請手続きの詳細

もし内窓の納期が遅延したとしても交付申請の予約をし、申請予約が有効である3カ月以内に工事をすれば、補助金が受けられなくなることはありません。

「担当者アカウントの利用者が本事業のポータルを通じて手続きを行います。」という部分は、これらの手続きは個人で行うのではなく、内窓設置工事をする先進的窓リノベ2024事業に登録している事業者が行うという意味です。

事業者は納期遅延状況や現在の申請数などを把握しているので、内窓工事の施工を依頼する際に補助金を利用したい旨を告げ、必要書類を提出すれば事業者が申請手続きを進めます。

窓屋窓助は登録事業者で、2023年度も先進的窓リノベ事業の補助金を使う窓のリフォームを多数させていただきました。今年度も安心してご依頼ください。

予約申請で確認しておくべくこと

予約申請と工事は登録事業者でなければできませんので、施工を依頼する先が登録事業者であるかどうかをまず確認しましょう。

次に手続きは事業者がしますが、必要な書類はご家庭で揃えて事業者に提出します。効率良く手続きを進める為には、必要な書類の種類を確認しておくことが大切です。

先進的窓リノベ2024事業の概要

先進的窓リノベ2024事業の補助金

内窓を取り付けるリフォームで補助金を利用したい方の為に、先進的窓リノベ2024事業の概要をご紹介します。

補助対象事業

開口部(窓)の断熱改修

対象は窓ですが、窓と組み合わせれば玄関ドアや勝手口ドアも対象になります。

補助額

一戸あたり5万円から最大200万円まで

工事の種類、設置する窓やドアの断熱性能とサイズ、数に応じて補助額が変わります。

補助対象工事

  • ・ ガラス交換
  • ・ 内窓設置
  • ・ 外窓交換
  • ・ ドア交換

 

ガラス交換はガラスだけを交換します。外窓交換とドア交換は壁を壊して枠ごと交換するはつり工法と、枠は残し新しい窓枠をかぶせて新しい窓に交換するカバー工法の2種類から選択します。

内窓設置は今ある窓の室内側に新しい窓を取り付けて二重窓にする工事です。ドア交換は窓といっしょにする必要があります。

詳しくはこちらのコラムをご覧ください。
>>>2024年度内窓(二重窓)・窓交換リフォーム補助金最新情報

 今年度は内窓の納期遅延はおこらないのではないかと思いますが、実際のところは誰にもわかりません。また、予算が上限に達し申請が打ち切られる時期についても正確な予測がつきません。

申請は工事完了後におこなうという規則なので、補助金を確実に受ける為には、できるだけ早く工事を始めること、又は適切な時期に予約申請することが重要なポイントです。

補助金を利用して内窓を取り付ける計画をされている場合には、お気軽にご相談ください。

 

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内窓(二重窓)をはじめとして、窓やガラスの交換などの窓のリフォームでは、断熱性を高めて温熱環境を向上させ快適な家にすると共に、空き巣への不安、結露や騒音など家の中に発生している問題を解決することが第一の目的です。そしてそれと並行して、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。

 窓屋窓助が叶える窓や玄関ドアのリフォームは、気持ち良く窓のリフォーム工事が完了し、結果も満足と思っていただけるリフォームにしなくては!という想いで取り組んでおります。

補助金を利用したリフォームのお手伝いも致しますので、お気軽にご相談ください。

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監修者情報

窓屋窓助編集部

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