窓交換業者とガラス交換業者の違いを解説

窓交換業者とガラス交換業者の違い

窓の修理や交換に関わる業者には、ガラス専門の業者と窓のリフォームをする業者がいます。窓ガラスが割れた、窓ガラスを機能ガラスに変えたいというような場合には、ガラス専門の業者、窓交換や内窓設置など、窓の断熱リフォームは、サッシ業者やリフォーム業者に依頼します。

窓の断熱化はガラスだけでもできますが、サッシごと交換する方が高い効果を得られます。

ガラス専門の業者とサッシ業者やリフォーム業者の違い

強風や事故で硬いものがぶつかり窓ガラスが割れてしまうと、緊急にガラス交換をしなくてはなりません。窓ガラスが割れたままになっていると危険であることに加え、夏は冷房、冬は暖房の効果が失われてしまいます。

ガラス専門の業者

窓が割れたらガラス業者に依頼

ガラスが割れたというような緊急性が高いガラス交換の際には、ガラス専門の業者に依頼します。ただ、鍵の交換業者にも同じようなリスクがあるのですが、緊急性の高い鍵やガラスの交換では、高額な費用を請求される恐れがあります。

近所に昔からある鍵屋さんやガラス屋さんがあれば良いのですが、ない場合にはスマホやPCで調べて依頼する人が多いと思います。その場合には、複数の業者に問い合わせて料金の違いや、対応の誠実さなどを比較してみることをおすすめします。

ガラスを交換する際には、防犯性や断熱性を向上させることのできるガラスを選べるので、問い合わせの際には交換できるガラスの種類も確認してみると良いでしょう。

サッシ業者やリフォーム業者

サッシ業者

窓ガラスだけの交換もできますが、窓交換や内窓設置も依頼できる業者がサッシ業者やリフォーム業者です。窓のリフォームのついでにクロスも張り替えたいというような場合には、リフォーム業者が向いています。

一方、窓のリフォームについて、自宅の窓に合う方法についての詳しい説明を聞きたいという場合には、サッシ業者が向いています。リフォーム全般を請け負っている業者より、圧倒的に窓のリフォームの施工数が多いからです。

窓のリフォームと一口に言っても、現在の窓の状態、窓まわりの環境、間取り、地域の気候、予算などによって、最適な窓のリフォーム方法が変わります。施工実績が多い業者ほど、様々な条件下での窓のリフォームから得た知識が豊富です。

その為、現地調査の際に、現在の窓の悩みに合わせて適切な提案と、その提案の理由が説明されるので、安心して窓のリフォーム工事を依頼できます。

また、できるだけ製品価格を抑えたいという場合にもサッシ業者に分があります。全体のリフォーム数に対してリフォーム業者より、サッシ業者の方が窓交換の施工数が多いということは、窓製品の取引量が多いということでもあります。

製品の取引量が多いということは、メーカーとの信頼関係が厚く、仕入れ値も抑えられているので、窓のリフォーム費用全体が抑えられていることが多いです。

業者によるできることの違い

窓の修理や交換を依頼した場合、業者によってできることが異なります。

ガラス業者に依頼した場合の窓の機能化

割れた窓ガラスを交換する際に、断熱性や防犯性の高い機能ガラスに交換することができます。

業者によって扱っているガラスの種類が異なりますが、複層ガラスにして断熱性を高めたり、防犯合わせガラスに交換して防犯性を高めたりできます。

リフォーム業者に依頼した場合の窓のリフォーム

リフォーム業者ができる窓のリフォームは、ガラス交換の他に、内窓設置と窓交換があります。さらに、窓のリフォームと組み合わせて他の工事もできます。

例えば、浴室の寒さ対策で窓のリフォームをする際、同時に浴室の壁や天井に断熱パネルを貼ったり、浴室暖房機を取り付けたりできます。

リビングであれば、同時にクロスの貼り替えや、収納の増設など、窓とは関係ないリフォームもいっしょにできます。ただ、窓に関する事細かな知識と経験はサッシ業者ほどではないことが多いです。

サッシ業者に依頼した場合の窓のリフォーム

サッシ業者ができる窓のリフォームも、ガラス交換と内窓設置と窓交換という3種類です。窓の中には経年で窓枠が歪んでいたり、窓の状況によってサイズを小さくしたり、開き方を変えたりした方が良い窓があったりします。

サッシ業者には、それぞれのケースに対して、豊富な経験から得た知識を活かして最適なリフォームが出来るという強みがあります。

ガラス交換と窓交換、内窓設置の効果の違い

交換する範囲やガラスとサッシの性能の違いによって、得られる効果が変わります。

ガラス交換

窓ガラス

ガラス交換は、ガラス専門の業者、リフォーム業者、サッシ業者の全ての業者が請け負います。今あるサッシはそのままにし、ガラスだけ交換するという方法です。

ガラスを交換するだけなのでひと窓30分から1時間で工事が完了することと、3つの方法の中で最も費用を抑えられるという手軽さがあります。

ガラス交換ではガラスの種類によって効果の種類や高さが変わります。

断熱効果

断熱効果のあるガラスは2枚のガラスが組み合わされている複層ガラスですが、複層ガラスの種類によって断熱効果の高さが変わります。ガラス部分は熱を通さなくなりますが、サッシは元のままなので、サッシからの熱の出入りはなくなりません。

その為、ガラス部分の結露はなくなりますが、サッシには結露が発生します。また、隙間も解消されないので隙間から冷気が侵入したり、暖房の熱が逃げていったりします。

断熱効果は複層ガラス→Low-E複層ガラス真空ガラススペーシアの順で高くなっていきます。

防犯効果

板硝子協会 防犯合わせガラス(CPマーク)

出典:板硝子協会 防犯合わせガラス(CPマーク)

防犯効果のあるガラスとは、2枚のガラスの間に中間膜が挟み込まれている合わせガラスを指します。この中間膜の働きによって、ガラスに大きな衝撃が加わってもひびが入るだけで割れません。その為、台風などの自然災害にも強いガラスです。

網入りのガラスも防犯性が高いのでは?と思われる方も多いのですが、網入りガラスは火災時に延焼を防ぐ為のガラスです。ガラス内部の網は簡単に切断できるので、防犯という面からの効果はありません。

窓交換

施工前の結露が多かった窓
窓交換で結露が解決した窓

長岡市 窓の交換で気になっていた結露がなくなる

窓交換は今ある窓枠だけを残し、窓を交換します。サッシとガラスの両方を断熱化できるので、ガラス交換より高い効果が得られます。

断熱効果

窓交換の場合は、ガラスは複層ガラス→Low-E複層ガラストリプルガラス、サッシはアルミ樹脂複合サッシ樹脂サッシの順で断熱効果が高まっていきます。

加えて、窓交換の際に今ある窓枠の上に新しい窓枠を被せる為、窓枠の歪みによる建付けの悪さが解消されます。その結果、隙間がなくなるので、ガラス面、サッシ、隙間の全てからの熱の出入りが抑えられ、高い断熱性が得らえます。

防犯性

複層ガラスの中にも防犯合わせガラスがあり、断熱性と同時に防犯性を向上させられます。

内窓設置

施工前の寒さが厳しい窓
内窓で断熱対策

長岡市 施工難度の高い内窓リフォーム

今ある窓の内側に新しい窓を設け、二重窓にする窓のリフォームです。

断熱効果

内窓は窓が二重になるというだけである程度の断熱効果を得られますが、窓交換と同じようにガラスとサッシの違いで、より断熱性を高められます。

防犯性

3つの方法の中で最も防犯性を高められます。窓が二重になっている為、侵入に時間がかかることから、犯罪抑止効果が生まれるからです。

防音性

他の方法では得られない効果です。2つの窓の間の空気が音の伝わりを抑えるので防音効果が得られます。

業者の違いによってできる工事の種類が変わり、得られる効果とかかる費用も変わります。ガラスが割れたなどの緊急性が高い工事の場合には、信頼できる業者を早く選び依頼しなくてはなりません。

一方、窓の断熱性や防犯性を高めたい場合には、数時間以内に業者を見つけなくてはならないという訳ではないので、じっくりと検討しながら良質な業者選びを進めることが大切です。

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窓や玄関ドアの断熱・防犯・風通しなど、機能向上を検討される際には、ぜひご相談ください。お住まいに合わせた最適なプランを提案させていただきます。

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窓屋窓助編集部

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