内窓は防音効果なし?二重窓なのに騒音を防げない理由と解決策

内窓を設けて二重窓にしたのに「防音効果がない」という体験談を目にすることがあります。「騒音の悩みから解放された」という意見もあれば、「防音効果なし」という声があるのはなぜなのでしょうか?
二重窓の防音効果は内窓と外窓の性能、音の種類や騒音レベルによって変わることは事実です。確実に防音効果を得る為にはどのような二重窓にする必要があるのか考えていきましょう。
Contents
防音効果なし?内窓を設置して二重窓にしても騒音を防げない理由

内窓を設置して二重窓にした場合に、「防音効果あり」と「防音効果なし」の違いは、以下の2つの条件によります。効果が感じられないという場合、どちらかに該当しているはずです。
- ① 内窓の性能が低い
- ② 外窓の気密性が低い
①防音効果の高い内窓に必要な性能
高い騒音レベルに対抗できるだけの防音効果の高い内窓には、音を通しにくいガラスと、隙間から音を通さない気密性の高さが求められます。
音を通しにくいガラス
音を通しにくいガラスとは、厚みのあるガラスです。窓は壁と比較すると非常に薄い為、二重窓にすることでガラスとガラスの間の空気層が音の出入りを減少させます。
ただ、高レベルの騒音に対しては空気層だけでは十分ではありません。ガラスにも厚みを持たせることで、より防音効果を高められます。
隙間から音を通さない気密性の高さ
隙間から音を通さない気密性の高さはサッシの構造と素材、加えて施工技術によって決まります。
窓枠と内窓の間、サッシとサッシの間など窓には隙間ができる個所が複数あります。特に、築年数の長い住宅や引き違い窓には、取り付けた内窓と窓枠の間に隙間ができる要素が多いです。
優れた構造のサッシを適切な技術力で取り付けた窓は気密性が高く、防音効果があがります。
②外窓の気密性が低い
築年数の長い住宅では、外窓の気密性が低下していることがあります。住宅の重みや地震から受けた衝撃の蓄積などで、目には見えない歪みが発生し窓枠を圧迫するからです。
その結果、窓枠と窓の間に隙間が発生して気密性が低下してしまいます。また、窓枠自体が雨風雪の影響で劣化して気密性が低下することもあります。
そのような状態の外窓の内側に、内窓を設置して二重窓にしても、外窓と内窓の間の空気層が、音の緩衝地帯として十分な役割を果たせません。
その為、内窓を設置する際には、外窓の状態を十分に調査することが大切です。外窓の状態に合わせて気密性の高い内窓を選び、窓枠の劣化がひどければ外窓の補修や交換と組み合わせる必要があります。
窓からの騒音についてこちらのコラムからご覧いただけます。
>>>騒音の悩みは窓の防音で解決できる
「内窓に防音効果なし」にならない二重窓の選び方

防音の解決策には、天井、壁、床に防音施工をする方法と、窓で防音する方法があります。
プロのピアニストの練習室や、音楽用のスタジオには、その両方が施されています。ただ、一般的な家庭の防音対策には、「窓」が最も効果的で手軽、費用も防音室設置より節約できます。
ではなぜ、窓で防音効果を出せるのでしょうか?それは天井や壁、床と、窓の断熱性の違いに関係しています。近年の住宅は断熱化が進んでいる為、断熱材が入っているので壁に厚みがあります。さらに熱を逃がさない為に、高い気密性を持たせるように施工されています。
一方、窓も断熱化が進んでいるとはいえ、複層ガラスには防音効果がありません。また、壁と比べるとはるかに薄い厚みです。さらに、サッシと窓枠、サッシとレール、サッシとサッシの間の気密性は、壁や天井、床のように高くはありません。
厚みが少ないためにガラス面から音が通ってしまう、気密性が不十分な為、隙間から音が出入りしてしまうという状態です。その結果、地下室や窓のない部屋では騒音に悩まされることがなくても、窓のある部屋では、道路や近隣の住宅からの生活音などに悩まされる環境が生まれてしまいます。
もし窓ガラスに厚み、サッシに気密性があれば、防音効果を持たせることができ、騒音の悩みを解決できます。
窓からの騒音を解決したいとお考えの際にはお気軽にお問い合わせください。
防音効果の高い二重窓に必要な内窓の条件

二重窓にする際、設置する内窓には、一般的な防音効果のある内窓と、高レベルの騒音も防ぐ内窓があります。隣家の室外機の音や掃除機の音などは、一般的な内窓で静かな環境が実現します。
一方、幹線道路や線路に面していたり、ピアノ教室をしていたりする住宅などでは、生活騒音以上の騒音も防音できる内窓が必要です。一般的な生活騒音以上の高い騒音への防音効果がある二重窓にする為には、6つの要素を備えた内窓が求められます。
隙間を作らない気密性の高い構造のサッシ
気密性が内窓の防音効果の高さに最も大きく影響します。一般的な内窓は、隙間から音が侵入してくる為、騒音が大きすぎると防音効果が感じられなくなります。その結果、内窓の防音効果なしということになってしまうのです。
隙間からの音とは、サッシとレール、サッシとサッシ、サッシと窓枠から侵入してくる音です。
窓の中では引き違い窓が最も隙間からの音の侵入が多く、FIX窓は窓枠とサッシの間以外からは音の侵入を防げますが、FIX窓にすると、開閉ができなくなってしまいます。
ただし、隙間の多い引き違い窓であっても、隙間をなくすサッシがあれば隙間からの音を遮断できます。
厚いガラスが組み込まれた内窓
ガラスの厚みによってガラス面からの音の侵入率が変わります。複層ガラスは2枚のガラスの間に空気層があります。ただ、一般的な複層ガラスにはガラス自体の厚みがなく、防音効果がありません。
そして、厚みのあるガラスを採用する為には、厚みのあるガラスと組み合わせることのできるサッシが必要です。内窓に防音効果なしという結果になる理由の一つはここにあります。
内窓に一般的な厚みの複層ガラスが使われていた場合、高い防音効果は望めないからです。もし一般的な複層ガラス以上に厚みのある防音ガラスが使えるなら、ガラス面からの音の侵入も遮ることができます。
厚いガラスを支えられる強さがあるサッシ
一般的な内窓のサッシは、防音効果の高い厚みのあるガラスを支えるだけの耐久力がありません。高い防音効果の内窓には、厚いガラスを組み込んでも問題なく支えられる強さを備えたサッシが必要です。
正確に採寸された内窓
築年数の長い住宅や、地震からの負担を大きく受けた住宅では、窓枠が歪み、変形していることがあります。目視ではわかりませんが、左右の高さが違ってしまうのです。
このような窓枠には、綿密に採寸し、窓枠にぴったり収まるよう製作された内窓が必要です。
窓枠との隙間なく取り付けられた内窓
せっかく正確に採寸された内窓ができあがっても、優れた技術で取り付けなければ隙間ができてしまい、気密性が低下します。その為、確実な施工技術が求められます。
二重窓の外窓と内窓の間の空気層
内窓を設けると、外側の窓と内側の窓の間に空気層が生まれます。この二重窓の間の空気層には侵入してくる音の流れを緩慢にする効果があります。
従って、外側の窓と内側の窓の間に距離があればあるほど、効果が高くなるのですが、リフォームの場合、距離を長くするには限界があります。その為、気密性の高さで外窓と内窓の間の距離の短さを補える性能の内窓が求められます。
内窓について詳しく知りたいとお考えの際にはお気軽にお問い合わせください。
二重窓の防音効果を高める5つの要素を満たす「内窓プラスト」

5つの要素の中の一つでもかけていれば、防音効果の高い二重窓を実現する内窓としての十分な効果をあげられません。内窓プラストはこの3つの要素を解決する二重窓を生み出します。
気密性が高い
- ・上枠の隙間を塞ぐ「アジャスター機能」
- ・召し合わせ部の隙間を塞ぐ「煙返し」
- ・敷居溝との隙間を塞ぐ「スプリング式スライドピース」
- ・高気密化のために開発された「ダブルフレーム工法」
- ・レール溝内部に気密材を配した「丘戸車」
- ・枠の収縮を抑えるタッカー施工
- ・断熱・遮音性に配慮した高品質な気密材
これらの仕様は、樹脂メーカーである大信工業の素材に関する知見と、細部の構造設計を組み合わせることで実現したものです。一般的な内窓で懸念されがちな「隙間」による影響を、構造的に最小限に抑える設計となっています。
加えて、気密性を高める為には、窓枠の現状に合わせたサッシと施工が重要です。どんなに優れたサッシであっても、窓枠にぴったり合わなければ、気密性を得ることができません。特にリフォームの場合は、経年劣化によって窓枠に歪みが生じているケースがほとんどです。
その為、内窓プラストを取り付ける際には、現在の窓枠の状態の調査と厳密な採寸をし、そのデータを基に、内窓が作成されます。
もし厳密で的確な採寸がされなければ、内窓は防音効果を発揮できません。加えて、完成した内窓を取り付ける際には、隙間を生み出さない丁寧な施工技術が求められます。
窓枠に合わせた内窓と、隙間を生まない施工力が防音効果の高い内窓を実現します。その為、内窓プラストは大信工業に認定された施工業者だけが、取り付け工事を行うようになっています。
コラム 内窓プラストはDIYではなく推奨施工店に依頼すべき?
ガラスの厚みが選べる
防音ガラスは、特殊中間膜が挟みこまれた合わせガラスですが、厚みによって効果が変わります。ただ、一般的な内窓は、ガラスとサッシがセットで販売されているため、ガラスの厚みが選べません。
しかし、実際には、騒音のレベルに合わせてガラスの厚みを選ぶことが重要なのです。それほどひどい騒音ではなく、夜間は静かになるというような場合は、一般的な内窓のガラスの厚さでもある程度の防音効果は出せます。
一方、線路や幹線道路、商業施設が近くにあるというような場合、一般的な厚みのガラスではガラス面から侵入する騒音を防ぎきれず、内窓(二重窓)には防音効果なしという結果になってしまいます。
内窓プラストは周辺の騒音レベルに合わせてガラスの厚みを決める為、極めてひどい騒音であっても、その騒音を防げる厚さのガラスを使えます。
窓に合わせて個別に製作される内窓
内窓プラストは窓に合わせて個別に製作されます。専門の業者が採寸した後、そのサイズを基に工場で製作する為、時間はかかりますが、窓枠に隙間なく納まる内窓が完成します。
限定されている技術力のある施工者
内窓プラストは個別に製作された内窓を隙間なく窓枠に取り付けができる業者だけに内窓プラストの取り付けを許可しています。窓屋窓助は内窓プラストの認定施工業者です。
二重窓の内窓と外窓の間の空気層が安定化する
新築住宅の防音室というような場合には、窓を防音設計にできますが、リフォームの場合には現在の窓枠の奥行や設置状況に合わせて内窓を設置しなくてはなりません。
その為、二重窓の窓と窓の間にある空気層を広げる為に、限られた窓枠の奥行内でしか内窓の位置を調整することができません。
しかし、気密性の高いサッシと厚みのあるガラスの組み合わせの内窓であれば、二重窓の外窓と内窓の間の距離が大きく離れていなくても、気密性が高い空気層が確保できるため十分に防音効果を発揮します。
一般的な内窓の防音効果はT-4 等級、内窓プラストの防音効果はT-5等級です。
T等級は、日本工業規格(JIS)が定めた基準で、建具の遮音性能を表す等級です。T-1~T-4に分類されていますが、JIS規格の等級(T1~T4)以上の性能の場合、T-5、T-6といった等級で表す場合もあります。
防音効果の高い二重窓にする為の内窓の性能の必要性について、こちらのコラムからも詳しくご覧いただけます。
>>>コラム 内窓の防音効果と断熱効果は気密性で変わる
内窓プラストについて詳しく知りたいと思われたらお気軽にお問い合わせください。
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内窓プラストの設置にかかる工事費込み取り付け費用
内窓プラストはひと窓ごとのオーダーメイドなので、一般的な内窓より高額ですが高い防音効果があります。
気密性を高める為に、現地で調査した窓枠の状況や騒音の種類とレベル、採寸した窓のサイズから得られたデータを基に1枚1枚製作されるからです。
| ガラスの種類 | 腰高窓 | 掃き出し窓 |
| 複層ガラス厚み 18mm | 約10万~12万円 | 約14万~16万円 |
| Low-E複層ガラス厚み 18mm | 約12万~14万円 | 約16万~18万円 |
| 防音合わせ複層ガラス厚み 6.8mm | 約19万~21万 | 約23万~25万 |
| 防音合わせ複層ガラス厚み 12.8mm(最厚) | 約22万~24万 | 約29万~31万 |
>>>「簡単見積もりシミュレーション」で、ご自宅の窓のサイズや開き方に合わせて詳しい設置費用をご確認いただけます。
「内窓プラスト」について詳しくは以下のページをご確認ください。
「内窓プラスト」の防音対策リフォーム施工事例
内窓プラストは窓からの騒音に合わせてガラスの厚みを決め、現在の窓の状況とサイズに合わせて作成した内窓を取り付け、高い防音効果を実現します。
道路の走行音をカットする防音リフォーム

>>>【福島県の施工実例】道路の走行音をカットする防音リフォーム 大信工業 内窓PLAST
上越市 新築住宅の窓防音対策
道路からの車の走行中に発生するタイヤが道路を擦れる音を解決するための内窓設置です。
現地調査の結果、音源のうち、「空気中から窓を通過して伝わって来る音を減少させる防音対策」として、音の周波数や騒音量などから内窓PLASTと防音ガラス12.8mmを選定、施工後、お客様から「音がしないのと一緒」とお言葉を頂きました。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
- >>>上越市 新築住宅の窓防音対策
- >>>この事例のお客様の声
長岡市 趣味の楽器を楽しむ~防音内窓施工
家の中からの音の流出を解決する為の内窓だったため、内窓PLASTと防音ガラス6.8mmを選定したケースです。6.8mmではありますが、電車の騒音も解決できました。
こちらの事例を詳しくご覧いただけます。
>>>長岡市 趣味の楽器を楽しむ~防音内窓施工
この他にもたくさんのケースがございます。お客様のご感想も読むことができますので、参考になさってください。
【プロが解説】内窓プラストについてよくある質問

内窓プラストへのよくあるご質問をご紹介します。
Q 防音効果を高める為に厚いガラスを使うと、断熱効果は期待できないですか?
A 厚いガラスを使った内窓には、高い防音効果と同時に高い断熱性があります。
内窓プラストは寒冷地である北海道ではシェア率トップであり、官公庁の工事の唯一の指定商品でもあることから、高い断熱性能であることがわかります。
また、騒音の程度によっては複層ガラスを組み込むこともできます。
Q 樹脂サッシは耐久性が低く褪色しやすいと聞きましたが、内窓プラストも樹脂サッシですか?
A 内窓プラストは耐久性が高く褪色しにくい樹脂サッシです。
内窓プラストを製作している大信工業は1972年に国内で初めての樹脂サッシの内窓を開発製造した会社です。それ以来、寒冷地である北海道の気象条件や紫外線に耐えられる樹脂サッシを開発製造し続けています。
その結果、30年前に設置された内窓商品が実際に今でも現役で活躍していることが、大信工業のサイトで語られています。
Q 防音目的で内窓プラストを設置した場合、国の補助金は使えますか?
A 内窓プラストは、所定の断熱性能を満たすガラスを組み合わせることで「先進的窓リノベ2026事業」などの国の補助金を申請できます。
「先進的窓リノベ2026事業」などの国の補助金は、本来「断熱・省エネ」を目的とした制度です。そのため、内窓プラストを設置する場合でも、補助金の基準(グレード)をクリアする「断熱ガラス(Low-E複層ガラスなど)」を組み合わせる必要があります。
防音効果のみを重視した「単板ガラス」などを選定すると対象外となる場合がありますので、「高い防音性」と「補助金対象の断熱性」を両立するガラス仕様については、詳しくご提案させていただきます。
この他にも内窓プラストについて疑問がありましたらお気軽にお通合わせください。
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新潟で効果の高い二重窓を実現する内窓をお探しなら窓屋窓助へ

窓屋窓助は、窓のリフォーム、玄関ドアや引き戸の交換、ガレージシャッター設置などを通じて、新潟県(新潟市・長岡市・上越市など県内全域)の地域の皆様の夢や暮らしに貢献させていただきたいと願っています。
窓のリフォームでは、断熱性を高めて温熱環境を向上させ快適な家にすると共に、空き巣への不安、結露など窓に発生している問題を解決することが第一の目的です。
そしてそれと並行して、工事の質やサービスの良さ、費用もリフォームの成功・失敗に繋がります。
私達は、気持ち良く窓のリフォーム工事が完了し、結果も満足と思っていただけるリフォームにしなくては!という想いでスタッフが一丸となって取り組んでおります。
補助金を利用したリフォームのお手伝いも致しますので、お気軽にご相談ください。


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