ドア等のカギが入りづらい・抜けにくい時の対処法〜窓助マメ知識〜

未来の暮らしを考える。
新潟県長岡市・新潟市の窓リフォーム専門店 窓屋窓助です。

玄関ドアや勝手口ドア等、経年劣化してくると、たまにあるこの症状。

「カ、カギが入らないっ」
「ぬ、抜けんっ」

急にこんなことあると焦りますよね。。
この原因として考えられるのは、シリンダー内部に垢や砂等の異物が溜まっている可能性が挙げられます。

こんな時、シリンダーを分解掃除しなくても、解消できる方法が、鉛筆一本あればたった30秒で解消出来ちゃいます!

鉛筆1本を用意

※鉛筆の芯の材料である黒鉛は潤滑性があり、また黒鉛は炭素なのでこれ以上可変しない性質があり、高温に耐えます。そこで、黒鉛は高温環境での潤滑剤として使用されているのです。

それでは、いってみましょー!

①まずは鉛筆を用意する!

柔らかい鉛筆

鉛筆の芯は黒鉛と粘土でできており、柔らかいものの方が黒鉛の量が多いので、柔らかいものを選んだ方がよいです。Bの数字が大きいほど柔らかいです。B以上を使いましょう。

②鍵に鉛筆をガチガチ塗る!

鍵に鉛筆を塗る

鍵の凹凸部分に鉛筆を塗ります。芯を削って粉にしてから振りかけてもいいですが、写真のように塗るだけでも効果があります。シリンダーに触れる側面の凹凸にも塗ります。

③絶対にやってはダメ!

鍵穴への注油は絶対ダメ

絶対にやってはいけないのが、鍵穴への注油です。その場では鍵が入っても、埃が付着してさらに状況が悪化します。最悪の場合はシリンダーが壊れて交換となります。

④鍵を差込みガチャガチャ!

鍵を差し込んでガチャガチャ

鍵を差し込んでガチャガチャやって下さい。作業は以上です!たったこれだけで、スムーズに復活!是非お試しくださいね!

※窓助からの一言コメント※
鍵のシリンダーには、絶対に注油しないでください!ホームセンターなどで複製した鍵を使用していると鍵穴自体が壊れてしまうこともあるので、ご注意を!

窓助マメ知識、如何だったでしょうか?
ドアの不具合が発生した場合、必ずしもドアごとの交換が必要なわけではありません。ちょっとした調整や修理で解決できることも多いです。お客様ご自身でできるカギ修理についてまとめてみました。

それでも「よくならんかったてー」って場合は、それこそ私達プロの出番です。
窓・ドアのあらゆるお悩みは、専門店の窓屋窓助までお気軽にお声掛けください!